「手と時間を取られる」面倒なドライヤーとはさよなら!クラファンで大反響の「ハンズフリードライヤー」
お風呂上がりのドライヤー、正直に言って手間がかかる。今やあらゆる物事が効率化されているのに、ドライヤーは時間も手も拘束されたままで、とても「便利」とはいえない。しかし、そんな悩みを覆すアイテムが生まれていた。
ハンズフリードライヤー「BISARA」は、手を使わずに髪を乾かせるドライヤー。開発したのは、東京のベンチャー家電ブランド「QUADS(クワッズ)」だ。アイデアの発端は、筆者と同じようにドライヤーを面倒に感じていた社員の声だったという。
「特に女性の場合、髪が長ければ長いほど乾かすのに時間がかかりますよね。忙しい毎日、髪を乾かすだけで何分も取られるなんて、効率が悪すぎる。それなら“ながらドライヤー”できるような商品を開発しようということになりました」(同社広報担当)
確かに今まで、ドライヤーは「手で持つ」タイプのものばかりだった。ハンズフリーというのは新しい発想だ。とはいえ、使い勝手はどうなのか。また部屋の中で邪魔にはなったりはしないのだろうか。
しかし広報担当者は「全く心配いりません」と自信をのぞかせる。その上で、こだわりポイントを3つ教えてくれた。
まずひとつ目は、機能的な利便性だ。手を使わずとも、頭の位置によって、スタンドや送風部分の高さ・角度を自在に変えられるような設計。また「リモコンで遠隔操作できる」というハンズフリーの徹底性も光る。
次は“美髪”効果。BISARAの風には、髪の傷みを防ぐとされるマイナスイオンが含まれているという。また風量は3段階、風温は5段階と、非常に微細な調整が可能となっている。
「髪をいたわるようなドライヤーを目指しました。ハンズフリーだからといって、普通のドライヤーより劣ることはないと自負しております」
そして最後はデザイン性だ。「部屋に置くものなので、他のインテリアと違和感なくなじむようにしたいと思いました。おしゃれで高級感のあるデザインを意識し、マット素材を使っています」
BISARAは2021年8月26日にクラウドファンディングをスタート。開始1時間で目標金額を達成し、10月11日時点で5184%を突破するほどの大反響を呼び、一躍注目を集めた。
機能性も“美髪”性も兼ね備えた優れもの。スマホを触ったり、本を読んだりしているだけで髪が乾いている…そんな快適さを味わってみてほしい。現在はクラウドファンディングサイト「Makuake」で購入可能だ。
(まいどなニュース特約・桑田 萌)