「魔法省」なる謎の組織がSNS上で大きな注目を集めている。

公式ホームページによると魔法省とは「朝日奈莉子」を大臣とし、「東京都千代田区皇居外苑地下」に所在するとされる行政組織。

701（大宝元）年に「幻政官」が設置されたことを発端とし、1875（明治8）年に魔法庁と改称、1947（昭和22）年に現在の「魔法庁」に。杖や箒の登録、各種魔法免許の発行を業務としており、日本各地に地方機関も設けられているそうだ。

今年2月からは「魔法大臣官邸」の名義でTwitterアカウントまで運用開始された魔法省。

その不気味な存在感にSNS上では

「え、なんかネットの海さまよってたらヤバいホームページ見つけたんだけど

誰が何のために作ったの………なんでこんなに組織図とか全部細かいの……………」

「ホームページ見てたんですけど芸が細かすぎて逆に魔法界のホームページが知られていいのか不安になってきました（錯乱）」

など不安視する声が多数上がっている。

まいどなニュースでは取材を申し込むべく、公開されている電話番号に連絡してみたが不通。さらに取材を進めていると、公式ホームページのフッターに「日本魔法省は架空の機関です。実在の人物・団体とは一切関係ありません。」という記載を発見した。

この文言はそのまま素直に受け取っていいのか、それとも世間から正体を隠すための隠れ蓑と思ったほうがいいのか…。

SNS上では魔法省について

「朝日奈莉子の魔法省って、これ明らかにまほプリのファンが作ったものでしょｗ」

「『ハリー・ポッター』シリーズにおいて、日本に日本独自の魔法省があるという公式設定があり、そのパロディーサイトと思われます。」

「魔法使いプリキュアの二次創作ですね！

魔法使いプリキュアは世界観がかなりハリー・ポッターと似ているのでハリポタと勘違いするかも知れませんがこれはプリキュアです！

魔法大臣の朝日奈莉子は主人公のプリキュアなのですが、名字が元の名字の｢十六夜｣から変わってるので、多分もう一人主人公である朝日奈みらいと結婚してるって設定でしょう！

つまり百合結婚してます！w」

などとアニメ作品やファンタジー映画との関連性を推測する声もあるがいかに。今後のさらなる解明を期したい。

（まいどなニュース特約・中将 タカノリ）