広島の牡蠣、ビールやアパレルでも大攻勢の本格シーズン到来 生食の魅力PRするイベントも

“広島を世界一美味しく牡蠣が食べられる街へ”を掲げ、生産者や料理人らでつくるスター集団「牡蠣食う研」が、牡蠣の生食の魅力や生産者による牡蠣の味の違いを発信するイベント「生牡蠣食う研in宮島」を開催します。さらに牡蠣殻と牡蠣のエキスを使った新たなクラフトビールの開発、牡蠣をテーマにした新アパレルブランドのプロデュースなど、牡蠣にまつわるアイテムが続々と登場します。

広島県では11月8日(月)から牡蠣の生食が解禁され、様々なシチュエーションで牡蠣が楽しめる本格的なシーズンが到来します。

6日(土)には、広島市中区本通り西端の醸造所「HIROSHIMA NEIGHBORLY BREWING(HNB)」が、牡蠣の殻と煮汁を使用したクラフトビールを発売。 実は牡蠣は、牡蠣養殖が盛んなアイルランドをはじめ、世界でビールの副原料として使用されている食材のひとつといい、HNBでは「音戸海産」(呉市)の牡蠣殻と、牡蠣の煮汁を使った「広島オイスタースタウト」を開発しました。ボトル330ml税別650円。

23日(火・祝)は宮島で生食の体験イベントを実施。焼き牡蠣やフライと比べ、広島では実は生食はまだ馴染みが薄いそう。生で食べる牡蠣の美味しさ と、生産者による味などの違いを知ってもらう企画です。マルコ水産(福山市)、ファームスズキ(大崎上島町)、長船養殖場(坂町)の牡蠣販売もあります。10時半から、GEBURA(廿日市市宮島町528-3)。

ファッション界も牡蠣に熱視線を送っています。

「The World is My Oyster」は牡蠣のパワーを味方につけて身にまとう人の魅力を引き出し、「着る」ことで牡蠣を「食べる」ような気持ちの高まりを感じられるアパレルブランド。今シーズンは、音戸海産のブランド牡蠣「かきむすめ」からインスピレーションを得たコレクションを展開します。牡蠣とかきむすめ(=Oyster girl)を背面に刺繍したスーベニアシャツをはじめ、牡蠣モチーフのアクセサリー、牡蠣殻入りの再生紙カードなどが新登場。ポップアップショップは11月6日~14日の9時から21時 、「ekie」2Fの「しま商店」で。

もうひとつ、「OYSTER COLOR」は2021年秋スタートの新ブランド。「殻の黒ともグレーとも形容しがたい色、剥いた時の乳白色、牡蠣を育んだ瀬戸内の碧...。牡蠣の色って十 人十色なんじゃないか」。そんな思いを乗せ、さまざまな商品を形にしていきます。第1弾は「オイスター柄」のバンダナ4色展開。発売スタートは広島パルコ「ローカルチャーストア」で、11月19日から29日の10時から20時。

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