小2長男のランドセルが重過ぎる!買い替え決意した「ラン活」体験漫画が話題
イラストレーターで2児の母「ぴよととなつき」さん(@naxkiiii)がTwitterに投稿したランドセル選び「ラン活」の体験漫画が注目を集めています。
来春、小学校に入学する次男のためランドセル情報を集めていたぴよととなつきさん。小学2年の長男は牛革のランドセルで通っていましたが、荷物が収まらずに両手にも持ち、夏の通学は過酷そうでした。「長男のランドセルもなんとかしてあげたい」。次男のためのラン活でしたが、長男のランドセルの買い替えも決意します。そんな中、見つけたのが「ランドセル型リュック」でした。
漫画を読んだユーザーからは1万を超えるいいねがつき、「もっと早く知りたかった!」「参考にしよう」「目からウロコでした」「感想が聞けてうれしい」などの声が寄せられています。
■長男は目をキラキラさせ「身軽になった!」
ぴよととなつきさんに話を聞きました。
──ラン活を漫画にしようと思った経緯は。
「小2の長男の入学前に初めてラン活をして、ランドセルの価格や重さや機能性に疑問を持ちました。そもそも日本のランドセル文化にも納得できないまま長男の時は周りに合わせて普通のランドセルを購入したのですが、今回、次男のラン活であらためて子ども目線で使いやすいランドセルはないかと探していたところ、ランドセル型のリュックを販売しているニューランドさんを見つけました。子どものことを考えて作られているカバンだと思い、現在ラン活されている方に知って欲しいという思いで漫画にしました」
「ニューランド」とは、RANAOS(ラナオス、本社東京都目黒区)が手掛けるスクールバッグ「NuLAND(ニューランド)」のこと。「新時代のスクールバッグ」として2021年3月に登場。見た目はランドセルそっくりなのに、軽量でありながら大容量。背中は通気性を考えた全面メッシュ素材。かぶせ部分は防水加工が施され、側面には防犯ブザーなどがつけられるリングもあります。
──大きな反響です。
「私と同じく、現在のランドセル文化に疑問を持っている人がこんなにいるのかと心強く感じました。『ランドセル型リュックを教えてくれてありがとうございます』と感謝されることもあり、私が開発したわけでもないのにうれしいです」
──牛革のランドセルで登校中、長男さんは疲れた様子でしたか?
「1年生のころはまだよかったのですが、2年生になり教科書が増えてさらに重くなりました。夏になって毎日、炎天下で重たい皮のランドセルを背負い、背中を汗びっしょりにして帰ってくる姿を見て、ランドセルの買い替えを決意しました」
──買い替えたランドセル型リュックの使い心地について、長男さんは何と?
「容量が多いので今まで手で持っていた荷物を全てカバンに入れています。そのため以前使ってた皮のランドセルよりも重いはずですが、両手が空いたことで『身軽になった!』と喜んでいます。また、ニューランドさんのカバンは外側ポケットに鍵をつけるキーリングがついているのですが、リール式のキーホルダーをつけると帰宅時にカバンを降ろさずに鍵が取り出せるので便利だと言っています」
■赤→キャメル、心変わりの理由は?
次男さんも迷わずお兄ちゃんと同じランドセル型リュックを選びます。ブラック、レッド、キャメル、ネイビーの4色から「炎のタイプの赤がいい!!」と即決。しかし、店員さんのひと言「キャメルはポケモンのイーブイと同じ色って理由で人気なんですよ」を聞き心変わり。数日考えた末に、キャメル色を選びました。
──次男さんは待ち遠しそうですか?
「次男のカバンは来年1月に届く予定です。『イーブイ色』に決めたことを周りのお友だちにも話して1年生になるのを楽しみにしています」
ぴよととなつきは最後に、ラン活経験者としてアドバイスをくれました。
「『小学生といえばランドセル』という認識がありますが、通学カバンにランドセルを指定している小学校は少ないです。入学を控えたお子さんがいる家庭や、現在重たいランドセルでの通学が大変だと感じている子どもたちにランドセル型のリュックという選択肢があることを知って欲しいです」
ニューランドは4色展開。サイズはM(33000円)とL(36300円、いずれも税込み)。公式サイトで予約受け付け中。
▽ぴよととなつきさんインスタグラム(@naxkiiii)
(まいどなニュース・金井 かおる)