シャンプーに全力で抗議する猫が話題 「魔獣だ」「必死すぎて可愛い」「ニャニする気だぁー!!」

「シャンプーに全力で抗議する猫」とつぶやき、愛猫の写真を投稿した飼い主の「イケメン猫のレオ君/ノルウェージャンフォレストキャット」(@handsomecat_leo)さん。そこには、歯をむき出して怒りをあらわにするイケメン猫の姿が! どうもシャンプーをするのを嫌がっているようです…。

写真のイケメン猫は、ノルウェージャンフォレストキャットのレオくんといいます。ちょっと甘えん坊な3歳の男の子です。シャンプーされるのを必死に抵抗するレオくんの姿に「怒っていても可愛い♡」とメロメロになる人からたくさんのコメントが寄せられました。

「必死すぎて、可愛い」

「怒ってるのにカワユス♪」

「やっべーめっちゃかわいい…」

「ニャニする気だぁー!!」

「れ、レオ様、ご乱心であらせられますか」

「おおっ、魔獣だ。」

「まぁ、待つにゃ!話せば分かるにゃ!」

「ペット・セメタリーやで」

「ムーミンに出て来るスティンキーみたいです!」

「まっくろくろすけが怒ったーーwww」

「もののけ姫に出てきそうな。。」

「抗議しててもカワイイ」

「ワイルドさが売りなので、シャンプーはしない」

「この顔見たさに何度もお風呂に連れてっちゃいそうですね」

必死に鳴きながら抵抗したレオくん。無事にシャンプーをすることができたのでしょうか? 撮影時のことを飼い主さんに伺ってみました。

--シャンプーされるのを嫌がり激オコしているレオくんの写真が話題になりました。お風呂場に連れて行くまでのレオくんの様子は?

「レオくんは、朝からベランダで鳥を眺めていました。その間にシャンプーの準備をしているとレオくんがお風呂場をのぞきにやってきて…『むっ?さては貴様、、、』と言わんばかりの瞳でこちらを見つめていました。そこで僕が『シャンプーやで』と言ったら、一目散にベッドの下に隠れちゃったんです。ベッドの下から出てきてもらうためにレオくんの好きなおもちゃやおやつで釣って何とかお風呂場へ、、、という感じで連れて行きました」

--レオくん、お風呂場に連れて行くときも必死の抵抗を…(笑)。お風呂場に到着後があの写真でしょうか。

「その通りです。直後の写真です。到着後はそわそわと引き戸に向かって『出せ~出せ~!』と言ってるみたいでかわいそうなんですけど…かわい過ぎました(笑)。引き戸に向かって鳴いたあとは、『この引き戸を開けられるのはコイツしかいない、つまりコイツに甘えれば開けてくれるだろう!』と判断したのか、レオくんは僕の膝まわりをくねくねとくっついて甘えてきました。かわい過ぎたのでしばらくそのまま甘え続けてもらいましたね」

--そんなかわい過ぎるレオくん。シャンプーをさせてもらえましたか?

「これだけ鳴くにもかかわらず、実は濡れてしまうと意外とおとなしくなります。ただ、シャンプーの液をつけるためにシャワーを一度止めると『今だ!』と言わんばかりにめちゃくちゃ鳴いて『出せ~出せ~!』とまた訴えてきます。基本的に音が止んだら終わりの合図と思っているらしく、シャンプー後のドライでもドライヤーを止めるたびに『終われ~!終われ~!』と訴えてきます。その表情もまたかわいいんですよね」

--音が止むと終わりの合図かと思って鳴き出すんですね(笑)。

「はい。またシャンプーを終えた後は“ドライヤー地獄”が待っていることをわかっているようで、早く乾かせと言わんばかりにタオルに体を預けたり、早く全身が乾くように、ある程度乾いたら乾いてない側の体をこちらに向けてきたりと、とても良い子ですよ。ただ『早く終わらせたいから、協力してやってんだぜ』とでも思っていそうですが・・・」

--飼い主さんに乾いていない側の体を向けてくるとは、とってもお利口さん。レオくんのように長毛猫ちゃんはグルーミングのときに抜け毛をたくさん飲み込み、胃腸のトラブルを起こす心配があるとか。そのため抜け毛が増える季節の変わり目などにシャンプーをした方がいいと聞きます。レオくんはどれくらいの頻度でシャンプーをされていますか?

「生え変わりのタイミングは大きく年に2回。レオくんは夏と冬の直前にシャンプーをします。コツとしては大きく3つあります。1つ目が、シャンプー前にしっかりとブラッシングをすること。余計な毛をこの時点で取り除きます。シャンプー中のもつれを防いだり、排水溝のつまりを予防したり、またブロー時のドライの負担を減らすなどの理由からですね。

2つ目は、シャンプー液をつける前に十分に予備洗いをすること。油や汚れは意外と毛の奥深くまであります。予備洗いを徹底して行うことで、泡立ちが良くなり、汚れがきれいに落ちるんです。最後に3つ目が、思ってる倍以上にすすぎを徹底的に行うこと。きれいになったのに皮膚トラブルを引き起こしては元も子もありません。特に手足の裏側、お尻付近は思っている倍以上にすすぐようにしています。

レオくんはシャンプーは嫌いですが、毛玉を吐いてしまう方がレオくんにとってはしんどいと思うのでわりと時間をかけてきれいにしてます。シャンプーは20分ほど。『大丈夫やで~ええ子やな~』と言いながらしているので、少しは安心できているのかなと思います」

--とても丁寧なケアをされていますね。これもレオくんのことを大事に思っているからこそ。ところで、レオくんはとても美形の猫ちゃんですが、「イケメンだな」と思うのはどんなときでしょう。

「たくさんあります(笑)。外を眺めているときの物憂げな横顔もとてもかっこいいと思いますし、おもちゃに夢中になっているときの表情もステキです。そしてレオくんは顔だけではなくそもそも行動がイケメンです。あるとき、僕が仕事で大失敗をしてしまってとても落ち込んで帰宅したことがあったんです。

基本的に甘えん坊なレオくんなのですが、その日はただ甘えるのではなく、こちらの顔をじっと見つめてきて『大丈夫かい?』と言ってくれているような気がしました。またその日はベッドに入ってもなかなか寝付けませんでしたが、そんな僕を気遣ってか珍しく枕元でこちらを心配そうに見つめてきたので『本当にこの子は優しい子だな』と思いました」

--心も“イケメン”なレオくんとの暮らしは?

「『最高』ですね。レオくんとの暮らしは飽きることがありません。毎日この子と一緒のベッドで朝を迎えて一緒に夜寝れることが幸せだなって思います。社会人になりたてのころは仕事で成果を出してお金を稼ぐことが幸せになる方法だと思ってました。しかし僕はこの子と出会って『幸せは作るものじゃなくてそこにあるってことなんだ』と気づかされました。猫神様だなって思います。

ただ、少し困ることもあります。それが遠出しづらいということです。この子から離れるのがつらいという理由もありますが、何よりも出掛けときに『え?僕を置いていくのかい?』といわんばかりの瞳で見つめてくるのでつらくて。出勤前が特につらいです…」

  ◇   ◇

ちゅーるや飼い主さんとの追いかけっこが大好きだというレオくん。たまたま飼い主さんが立ち寄ったペットショップで売れ残っていたといいます。店員さんにお願いして抱っこさせてもらって30秒ぐらいで即決したとか。また、シャンプーやブラッシングのほかに週1回程度の爪切りや耳掃除、肉球のはみ毛カット、毎晩の歯磨きなどレオくんの入念なお手入れが欠かせないそうです。

飼い主さんは、今後もツイッターなどSNSで「レオくんのかっこいい姿やかわいい姿、クスッとしてしまうような姿などを投稿して、日本だけでなく世界中の方にレオくんのすばらしさを伝え続けられたらいいなと思っています」と話してくれました。

(まいどなニュース特約・渡辺 晴子)

関連ニュース

ライフ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス