「仕事で自分はミスが多い」と思っている人は3割弱…やりがちなミスは「入力ミス・書き間違い」がダントツで1位
どんなに優秀な人でも、疲れていたり体調が悪かったりすると、普段はやらないようなミスをしてしまうことがあります。ミスした後にどう行動するかによっては、問題がさらに大きくなってしまうこともありますね。働く男女500人に「仕事でやりがちなミス」について聞いたところ、「入力ミス・書き間違い」がダントツで1位に。また、「仕事で自分はミスが多い」と思っている人は3割弱でした。
株式会社ビズヒッツが現在仕事をしている女性301人、男性199人を対象に、2021年9月に聞いた調査です。「あなたが仕事でやりがちなミスはなんですか?」と聞いたところ、1位の「入力ミス・書き間違い」に続いて、「やるべきことを忘れる」「確認不足・見落とし」といった内容が続きました。上位の結果と具体的な内容は以下の通りです。
【1位 入力ミス・書き間違い】
・電卓をたたいて、その数字の入力を間違える(30代男性)
・変換ミス・脱字などの入力ミス(40代女性)
・英単語のスペルミスをすることがある(60代以上女性)
【2位 やるべきことを忘れる】
・口頭で頼まれていたことを忘れてしまう(20代女性)
・後でやろうと思っていたことをつい忘れる(40代女性)
・メモしていなかった作業を忘れてしまうこと(50代男性)
【3位 確認不足・見落とし】
・本社からの指示書の確認ミスで、期日や内容を間違える(30代女性)
・リピート注文を受けたとき、住所や荷受人が変更されていることに気づかないで、前回と同じ内容で手配してしまう(40代男性)
・データ集計時に例外パターンを見落とす(50代男性)
【同率4位 連絡・報告漏れ】
・上司に報告し忘れる(20代男性)
・メンバーへの情報共有遅れ(30代男性)
・お客様とのやりとりを引き継ぐこと(40代女性)
【同率4位 作業・操作ミス】
・美容師です。毛染めの配合を間違えることが多いです(30代女性)
・機械の操作方法や設定を間違える(40代男性)
・レジ操作の間違い(50代女性)
■仕事でミスをしたら…「自分で修正・リカバリーする」が1位
続いて「あなたは仕事でミスしたらどうしますか?」と聞いたところ、1位は「自分で修正・リカバリーする」という結果に。上位の結果と具体的な回答は以下となります。
【1位 自分で修正・リカバリーする】
・発注ミスした場合、すぐに発注元に連絡し数量変更を頼みます(20代男性)
・手遅れになるミスはしたことがなく、事前に自分で直せる範囲のミスのため、勤務時間内に全てのミスを自分で直します(30代女性)
・上司にバレていなければこっそり修正。入力ミスが多いとわかっているので、時間があれば再チェックして、発見する度に修正するように心がけています(40代男性)
【2位 謝罪する】
・次の会議や打ち合わせに遅れてしまったときに、遅れた理由を述べて謝罪しています(30代男性)
・お客様にご迷惑を掛けたのであれば丁寧に謝罪をし、オーダーミスであればスタッフにも謝罪をします(40代女性)
・素直に謝るしかありません。「次回からは注意します」と伝えます(50代女性)
【3位 再発防止に努める】
・ミスしないためにはどうしたらいいか考える(20代女性)
・ノートに反省点を書き出し、同じミスをしないようにする(30代男性)
・間違えた操作方法や設定をメモにし、自分用のマニュアルを作る(40代男性)
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なお、「あなたは仕事のミスが多いか」について聞いたところ、「多い」「やや多い」と答えた人は27.4%。「ミスはあまりしない」「ミスはほとんどしない」という人が多数派でした。