働く女性の今冬のボーナス、約3割が減少 コロナの影響か使い道は堅実で…「貯蓄」が最多に
みなさん冬のボーナスはいかがでしたか?全国の働く20代~50代女性500人を対象にボーナスの予定を聞いたところ、約3割の女性が減少していました。なお、コロナの影響のためか使い道は堅実で、「消費」派より「貯蓄」派が多いことが分かりました。
auじぶん銀行が2021年11月に行った調査です。「例年ボーナスがない」人を除き、今年の冬のボーナスについて聞くと、「減った・減る予定(13.8%)」「今年はない(14.1%)」で、今年の冬のボーナスが減少した女性が約3割いることが分かりました。なお、「変わらない・変わらない予定」と回答した女性も半数以上いました。実際にもらった(もらう予定がある)金額について聞いたところ、平均額は35万1150円だったといいます。
ボーナスをもらった(もらう予定がある)人に、その主な使い道を質問したところ、1位「貯蓄(61.5%)」、2位「消費(17.9%)」、3位「投資(11.0%)」という結果に。「貯蓄」と回答した人からは、「将来に不安があるから備えておく」といった声のほか、「家を建てるための資金」など、何か明確な目的のためといった声が多く挙がっていたそうです。「消費」と回答した人は、旅行や自分へのご褒美としてお金を使いたい人もいる一方、生活費に補填する人も。「投資」と回答した人は、老後など将来に備えて資産を増やすため、といった声が多く、調査した同社は「お金を動かす意識が高いようです」と説明しています。
2022年の1年間で増やしたい金融資産額の目標を聞いたところ、3人に1人が「100万円以上(32.0%)」と回答する一方で、「10万円未満(24.2%)」という人も2割以上いたといいます。調査した同社は「お金を貯蓄や投資に充てる人もいる中、前述のボーナスの消費の使い道のように、生活費など消費に充てる人もいることがうかがえます」と述べています。