「琵琶湖の向こうとこっちで異世界感溢れててウケる」滋賀県内の気候の違いがわかる写真が話題
「琵琶湖の向こうとこっちで異世界感溢れててウケる」
滋賀県の地域による気候の違いをありありと写し出した一枚の写真がSNS上で大きな注目を集めている。この写真を紹介したのは「トラベルphotographer」として活動するはぴこさん(@HappyTravelerwK)。
はぴこさんが写真を撮影した場所は琵琶湖南岸の守山市にあるホテル「琵琶湖マリオット」。木々は青々としており冬期としてはまだ温暖そうな雰囲気だが、"異世界"とされる対岸は一面の雪景色。同じ県内で何十キロも離れているわけではないのに、こうまで気候が異なるという驚きの事実に、SNSユーザー達からは
「ワンピースのパンクハザード編の所に超似てる」
「滋賀県は湖北と湖南で別の国みたいなところだから( ˘ω˘ )
湖北の山寄りの家の1階部分が雪に埋もれてても、湖南は1ミリも積もってないなんて日もあるから( ˘ω˘ )
JR安土駅と能登川駅の間のトンネルが境目だ」
「猪苗代湖周辺でも、同様のことがありました」
「凄い、と思ったけどよくよく考えたら俺向こう側の住民や」
など数々のコメントが寄せられている。
はぴこさんにお話をうかがってみた。
ーーこの対岸は滋賀県のどの地域になるのでしょうか?
はぴこ:琵琶湖バレイのロープウェイが見えるので、おそらく湖西の志賀駅、比良駅辺りだと思います。
ーーホテルから対岸をご覧になった際のご感想をあらためてお聞かせください。
はぴこ:直前まで真っ白でした。近くのみさき公園に菜の花を撮影に行っていて「山見えないかなー」と思っていたので山肌が出てきて嬉しかったのと、素直に綺麗だなと思って、こちら側とは全く違う様子にびっくりしました。
ーー琵琶湖周辺、滋賀県の観光的な魅力をお聞かせください。
はぴこ:こちら側と表現した守山市側のみさき公園では、日本一早く咲くと言われる菜の花がすでに咲いていました。雪山を背景にした菜の花を撮影できる素敵な季節です。
琵琶湖の東西南北で気候がガラリと変わる魅力は滋賀ならではだと思います。
ーーこれまでのSNSの反響へのご感想をお聞かせください。
はぴこ:正直ここまで反響があるとは思いませんでした。ゲームの世界に似ているようでいろんな方がゲームの名前を言っていたのですが、ゲームをやらないので分からなかったのが悔しかったです(笑)。
◇ ◇
滋賀県は湖西、湖北、湖東、湖南と地域によって気候も文化も異なるのがおもしろいところ。近く、滋賀県を訪れるという方はぜひいろんな場所を訪れてその多様性あふれる魅力を味わっていただきたい。
なお今回の話題を提供してくれたはぴこさんは日ごろ、SNSやブログを通して盛んに写真や旅行関連の情報発信をしている。子連れ旅行の情報やママ目線のカメラレビュー、さまざまな地域の魅力あふれる風景が紹介されているので、ご興味のある方はぜひチェックしていただきたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)