マクドナルドは2022年1月19日、GODIVA監修のチョコレートドリンク「ゴディバ ホットチョコレート」を期間限定で販売し始めました。マクドナルドのニュースリリースによると、「カカオの濃厚で深い味わいと、ミルクの自然な甘みのバランスが絶妙な寒い冬にぴったりのドリンクです」となっていますが、注意点が一つ。

よく混ぜてください！混ぜずに飲むとチョコレートが沈んで…「甘くないただのココアになりました…そして最後の方チョコ激甘ドリンクになりました…混ぜるのです…」と水瓶（@mizu_Jupiter）さんがTwitterに投稿すると、「同じ罠にハマりました」「熱くて甘い飲み物アルアル」「これから飲むので助かりました！」と共感や感謝のリプライが寄せられ、約24時間で6万件のいいねが付きました。水瓶さんに聞きました。

■「よく混ぜて」注意喚起に気付かず

 ーーゴディバ ホットチョコレートを販売開始日に注文したんですね。楽しみにされていたんですか？

「大変楽しみにしていました。ホットチョコレート自体が好きなのにGODIVAのコラボだったので…」

ーーツイートでは「熱いから注意、という言葉のみを理解し…私は混ぜませんでした…」とつづってますが、店員さんから声かけがあったんでしょうか？

「いいえ、カップに注意書きとして小さい文字で書いてありました。その直後に『よく混ぜてお飲みください』と書いてあったのですが、熱さ注意の注意書きだと思ったので続きを読んでおらず……」

ーー飲み始めは甘くないココアのようだった、と。

「はい。飲んで最初の1、2口の時には浮かせてあるチョコの欠片があるため、辛うじてチョコを感じることができました。すぐにただのココアになってしまいましたが、表面に乗っていたチョコレートでチョコレート部分は終わりなのだと考え、切ない気持ちで飲み続けました」

■激甘ゾーンは美味しくいただきました！

ーーその後、底に沈んだ激甘チョコレートの層にたどり着いたんですね。

「かなり甘くなってきた時にハッと気が付きました。実はこの時、家族がコーヒーを頼んでいたこともあり、マドラーが2本渡されていました。しかし混ぜなければいけないことを知らなかった私は、そのうち1本がホットチョコレート用とは考えずに、店員さんが誤ってコーヒー用のマドラーを多く渡してしまったのだと考えていたのです。

店員さんが混ぜるよう伝え忘れていた事やCM等を見ていなかったこともありますが、自分のホットチョコレートという飲み物に対する理解の浅さを感じました。ちなみに、甘いものは好きなので、激甘ゾーンは美味しくいただきました！」

ーーツイートが反響を呼んでいます。

「私は普段このようにたくさんの方にツイートを見ていただくことはないため、今回もフォロワーさんの糧になればという軽い気持ちでツイートしました。私のツイートをこれほど多くの方に見てもらえたのは、驚きと気恥しさがありますが、なによりマクドナルド×GODIVAというコラボに対する期待値の高さなのだろうなと感じています」

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確かにマクドナルドの「ゴディバ ホットチョコレート」のページにも、大きな字で「よくまぜて、お飲みください」とメッセージが載っていましたが、水瓶さんと同様、チョコレートが沈殿した状態で飲んでしまった人が続出しているようです。

マクドナルドは取材に対し、「お客様へお渡しする際に、マドラーのお渡しと共に、よくかき混ぜてお召し上がりいただきたい旨をお伝えするようにしております」としつつ、「お客様にきちんとお伝えしていないことがございましたら、深くお詫び申し上げます」と謝罪しました。その上で、「よりおいしく商品をお召し上がりいただけるよう、最後にトッピングしているシェイブチョコレートを、お客様ご自身で飲む直前に仕上げとしてよくかき混ぜていただく商品となっております。飲む際に良くかき混ぜていただくことで、濃厚でとろけるようなチョコレート体験をお楽しみいただけますと幸いです」とかき混ぜてもらうよう、あらためて呼び掛けています。

（まいどなニュース・伊藤 大介）