賢くお買い物、ソーセージからスイーツまで激安でゲット 京都の工場直売所巡りがやめられない
工場が集積する京都市南部。そこは工場直売所の宝庫で、特に名神高速京都南IC界隈にそうしたお店が集中をしている。そんな工場直売所密集エリアから「絶対行きたい直売所3選」をご紹介する。
■3日間限定の「京都ぽーく」の直売
まず最初は近鉄上鳥羽駅徒歩7分と電車でもアクセスのよい京都特産ぽーく直売所。「京都特産ぽーく」は京都府内唯一の銘柄豚「京都ぽーく」を加工・販売する工場で、普段は伊勢丹などで販売されているほか、最近ではふるさと納税の返礼品にも採用された京都の新興ブランドだ。その工場が月に3日間限定で行われる工場直売大売出しだ。目玉は、通常432円で売られている京都ぽーくのウィンナーやソーセージ、ハムが3つで1000円。しかも、1000円買うごとにボロニアソーセージ50グラムがもれなくおまけで付いてくる。
さらに、次回の特売日が記載された案内が配られ、それには「次回持参でまたボロニアソーセージプレゼント」という文字が。次回行けば結果的に、1000円でウィンナー3つ、ボロニアソーセージ2つをゲットできてしまう計算になる。(ま、繰り返せば直売市の無限ループになるが)しかも、本当に美味しいので是非一度ご賞味いただきたい。
■カステラと言えば文明堂、工場と言えば切り落とし
お次は「カステラ一番、電話は二番、三時のおやつは文明堂」のCMで有名な(と言っても若い方はご存じないだろうが)文明堂の工場だ。そこに隣接されているのが文明堂壱番館だ。常連客の狙いは、工場ならではの「切り落としカステラ」。定番のカステラが一本1350円するところ、そのカステラを作る工程で出たであろう切り落としが不揃いではあるが、同程度、いやそれ以上のボリュームで600~700円前後とかなり安い。特に毎月第一土曜・日曜に開催されるお菓子市では、福袋ならぬ1080円のお楽しみ袋や限定商品が販売され、2500円以上で500円以上のお買物券プレゼントとかなり魅力的なのだ。こうした全国展開のブランドが安く購入できるのも工場が集中する伏見区の嬉しいところだ。
■「寄らずには帰れない」とっておきのスイーツアウトレット
最後は、私が定期的に欠かさず通うアイスクリームのレマン・工場直売所「レマンスイーツアウトレット」を紹介したい。業務用のアイスなどを中心に扱うレマンだがグループ会社に全国のスーパーにスイーツを卸している田口食品があることから、スーパーや飲食店で見たことのあるアイスやスイーツの規格外品が激安価格で店頭に並ぶ。アイスは30円~、スイーツは軒並み100円とかなり安い。個人的には練乳イチゴアイス50円がお気に入りだ。ただし、安い分ドライアイスなどのサービスはないので、保冷袋持参が必須になる。
どの店も京都南ICから車で5分圏内と近接しており、地元の皆様はもちろん、車で京都にお立ち寄りの際は是非活用頂きたい。
▼農業法人京都特産ぽーく
京都府京都市南区上鳥羽卯ノ花9番地
電話 0120-946-166
営業日 直売日は月に3日間のみ(詳しくはHP参照)、9:00~17:00又は18:00
▼文明堂壱番館 京都伏見店
京都市伏見区下鳥羽渡瀬町128
電話 075-601-0002
営業日 定休日なし、9:00~17:30
▼京都レマン・オランジェ直売店
京都府京都市伏見区中島外山町88
電話 075-605-4192
営業日 定休日なし、10:00~18:00(土日祝は~17:00)
◆村山 祥栄(むらやま・しょうえい)前京都市会議員、大正大学客員教授。1978年京都市生まれ。専修大学在学中は松沢成文氏の秘書を務める。リクルートを経て京都市議に。2010年、京都党を発足。2020年2月の京都市長選で出馬も惜敗。現在は大正大学客員教授。