ピップエレキバンが進化していた、ブラジャーにはさんで肩甲骨のコリを狙い撃ち 「かぶれない」使用者の投稿が話題
「久しぶりに肩こりというか肩甲骨周りのこりを感じたのでピップエレキバンを使ったんだけどやっぱり楽になるし、このインナークリップタイプは貼るタイプと違ってかぶれる心配もないので良い。肩甲骨周りが凝ると首回りの浮腫や首の皺が目立ち出すし、付けとくだけなので本当これはありがたいしおすすめ」とツイートしたのは雲丹肉ちゃんさん(@oniku117)。肩こりや肩甲骨周りのコリに悩む人が多いようで、多数のいいねを獲得しました。投稿を見たユーザーからは「今マジで背中の凝りが酷いので帰りに買って帰ろうかとwww肩凝りのせいで今日かなり体調ヤバいから仕事も辛い」というリプライも。
昔は「ピップエレキバン」のテレビCMでよく見かけましたが、いつの間にかこんな商品も開発されていたのですね。インナークリップタイプを貼って、どんなふうに気持ちよくなるのか投稿者、さらにピップ株式会社の担当者に話を聞きました。
まずは、投稿した雲丹肉ちゃんさんに、実際に使用してみた感想を聞いてみました。
ーーピップエレキバンは普段から愛用されているのでしょうか。
「肩が凝っている時にはピップエレキバンを愛用しています」
ーーインナー(ブラ)に付けるタイプのようですが、肌に貼るタイプの方が密着して安定感があるように思いましたが。
「浮き上がりはないですが、ブラストラップの幅によっては取り付けできないこともあるので要注意です。貼るタイプは、肌にやさしいタイプでも一度貼るとつけっぱなしになってしまうので、被れることがありました」
ーー効果を感じましたか?
「気づくとアレ?なんか楽になったという感じで、筋肉がピクピクすることはありませんし、即効性もありません」
なるほど、肌に優しくて、気持ちいいというのがいいですね。なぜこの商品を開発したのか、普通の貼るタイプとどんなふうに使い分けたらいいのか、ピップの担当者にも聞きました。
ーー女性向けに開発されたのでしょうか。
「『ピップエレキバンインナークリップ』は、背中まで広がったコリにお悩みの女性のために開発した商品です。ピップで実施している性年代別のコリの有訴率調査では、30代・40代の女性が特に高く、80%以上の方がコリを感じていることが分かっています。その他のすべての年代で、男性と比べ女性のほうが高い数値となっています。(調査は20代~60代の男女を対象に実施)
また、『ピップエレキバンインナークリップ』の開発時、20代から40代の女性3708名に調査をした結果、2人に1人以上が「肩甲骨のコリ・はり」を感じていることが明らかになっており、部位としては肩や首に次いで3番目にコリを感じる方が多い部位だということもわかりました。そうした経緯から、肩甲骨周りのコリ・ハリに悩む女性に向けた商品を開発しました」
ーー貼るタイプのピップエレキバンと同じ効果が得られるのでしょうか。
「まず、ピップエレキバンシリーズは、薬剤を使っていないんです。そのため、においや肌への刺激がありません。また、ピップエレキバンシリーズは『磁気の力で血行を改善しコリをほぐす』効果が認められており、その効果は貼るタイプも、インナークリップも共通しています」
ーー貼るタイプの方がずれにくいので、狙った場所に刺激が行きやすいように思うのですが。
「貼るタイプとインナークリップは、使用方法が大きく異なりますので、用途に応じてお選びいただきたいです。貼るタイプの『ピップエレキバン』は、首から下のコリが気になる部位どこにでも使っていただけるので、お一人お一人のコリが気になる箇所にお使いいただけます。2日~5日を目安に貼りっぱなしでOKですが、一度剥がしたものを繰り返し使用するのははおすすめしていません。『ピップエレキバンインナークリップ』は下着のストラップに取り付けてご使用いただくので、肩甲骨周りなどに使います。洗って繰り返し使えるので経済的にも嬉しいアイテムです」
ーー洗って繰り返し使えるのですね。背中は手が届きにくいので、これだと簡単に狙った部位に届きそうですね。
「貼るタイプの『ピップエレキバン』でも肩甲骨周りに貼っていただくことはできますし、もちろんコリ改善の効果は同じですが、『肩甲骨周りは自分では手が届きづらい、ケア方法が分からない』というお客様の声を多くいいただき、自分でも手軽にケアできるよう『下着のストラップに装着する』形状にたどり着きました。構想から約4年、10回以上の試行錯誤を繰り返し完成した製品です。特に、『ずれにくさ』にこだわっていますので、コリが気になるポイントに磁石が当たるよう調整して装着していただければと思います」
ーーしかし、肩甲骨周りの筋肉は大きいと思うのですが、小さなエレキバンがどのようにコリに効くのでしょうか。
「『ピップエレキバンインナークリップ』は、130ミリテスラの磁石を片側に3粒内蔵しています。ご自身のコリのポイントに磁石が当たるように位置を調整してお使いいただきます。そうすると、装着部位の血行改善の効果を発揮してくれます。ただ、肩甲骨周りだけでなく肩の上側や首回りまでの広い範囲にコリを感じるときは、貼るタイプの『ピップエレキバン』やネックレスタイプの『ピップマグネループ』を併せて使ってもらうのもいいと思います」
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インナークリップタイプは羽の形になっていて可愛いし、使ってみたくなりますね。肩甲骨周りのコリでお悩みの方は試してみてもいいのではないでしょうか。
(まいどなニュース特約・渡辺 陽)