「お前は雪に勝てるLED灯器じゃなかったのかぃ?」 雪で真っ白になったフラット型信号機が話題に「電球しか勝たん」
ラニーニャ現象の影響で例年よりも寒く、雪の多い冬を迎えている日本列島。
SNSではそんな厳しい冬を象徴するかのような、雪に覆われ用を成さなくなってしまったフラット型信号機の画像が大きな注目を集めている。
LEDを使用することにより厚さを従来の138mmから60mmへと半分以下に圧縮。積雪や着雪を減らすために設計されたはずのフラット型信号機ですらこの雪には勝てないのか……。楠木さんの投稿に対し、SNSユーザーからは
「電球タイプしか勝たんよw
これはガチ雪ではくっついてホントに見えないw」
「斜めから降る雪には耐えられないのか…な」
「やっぱ白熱灯やね」
「消費電力が
電球式は60W程度
LED式は10W程度
10W程度では着雪した雪は溶けない
寒冷地用には融雪ヒーターが必要」
など数々の驚きの声や考察が寄せられている。
楠木さんにお話をうかがってみた。
ーーこの信号機はどちらで撮影されたものでしょうか?
楠木:長野県長野市元善町です。長野市立城山小学校前の城山公園入口交差点で撮影しました。
ーー周囲の他の信号機も同じ状況だったのでしょうか?また撮影時の冷え込みについてご感想をお聞かせください
楠木:周囲の信号も同じような状況でした。
ーーこれまでのSNSの反響へのご感想をお聞かせください
楠木:ここまでのものだとは思っていませんでした。雪に強いとされていたフラット型灯器が雪によって見えなくなってしまったことがより反響に繋がったのでしょうか。
◇ ◇
雪で信号が見えないとなると危険この上ない。行政の関連部署には早急になにかしらの対策を講じてもらいたいものだ。
なお今回の話題を提供してくれた楠木さんは車絵師として活動。自身の作品をSNS上で発表するほか、軽自動車からハイパーカー、コンセプトカーまでさまざまな自動車イラストの製作依頼に応えている。
ご興味のある方はぜひチェックしていただきたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)