「母上、光が!」「ぉお!」フェルメール撮影できる、武家屋敷の台所が話題「既視感ある」

 Twitterに投稿された1枚の写真が大きな注目を浴びています。「武家屋敷の台所を見学、フェルメールみたいでした」。確かに窓から降り注ぐ光が画家ヨハネス・フェルメールの有名な作品「牛乳を注ぐ女」にそっくりです。投稿したTwitterユーザーのFumieさん(@teh2323)に話を聞きました。

■フェルメール風の武家屋敷「気付いたのは娘なんです」

 投稿者のFumieさんに聞きました。

──大変美しい写真に心打たれました。

 「佐倉武家屋敷(千葉県佐倉市)へは近くの佐倉市立美術館で開催中の『フランソワ・ポンポン展』へ彫刻を観に行ったついでに娘と2人で立ち寄りました。家族でアート散策が趣味なので。今回の場所がフェルメール風だと気づいてくれたのは娘なんです。私はかまどの前で写真を撮ってとお願いしたら『母上、光がフェルメール!』と。場所を変えて私も見ましたら『ぉお!フェルメールだ』ってなりました」

── 投稿が大変注目されています。

 「日常をつぶやいただけなのでびっくりしました。フェルメールが通じる社会、素敵です。フェルメールネタでみなさんが和風衣装の提案や注ぐものを考えたり、画像を作って下さって面白かったです」

──今回の投稿を見て興味を持った人たちへ佐倉武家屋敷のおすすめポイントがあれば教えてください。

 「武家屋敷は中に入られる場所もあり撮影可でした。明るい昼から午後2時くらいまでならお天気だと台所でフェルメール撮影ができるかもしれません。近くの佐倉市立美術館の展示も良かったです」

■「これで家族全員バズりました」

 「光がフェルメール!」と気付いたお嬢さんの正体は、コスプレイヤーとして活動する「KAPI」さん(@KAPI_827MP)。母親であるFumieさんが「家族で私だけバズっていなかったのでこれで全員そろいました」と笑うように、これまでも一家は「美術館が楽しすぎる喜びを表現しくて頑張る非常に愛おしい父上の写真をみて」や「ウマ娘レイヤー理想と現実」などのTwitter投稿で注目を集めていました。

 KAPIさんにも話を聞きました。

──お母様の投稿がものすごくバズっています。

 「母は最初、伸びていることに気付いてないようで、あとから私が確認したらしっかりバズっていたので驚きました」

──フェルメールのような光景を見た感想は。

 「実際に見て光がきれいだと思ったけど、既視感があるなと思っていたらフェルメールの絵画でした、光以外にも奥の壁や床の空間などがそう見せているように感じました(笑)」

(まいどなニュース・金井 かおる)

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