今使うとダサい言葉、トップ5に「写メ」「なう」「ぴえん」 絵文字にも冷ややかな視線「無理してんだな」
昨年11月に発表された『JC・JK流行語大賞2021』(調査:AMF)のコトバ部門で「きまZ」が1位を受賞しました。若者を中心に人気を博すYouTuber・とうあさんが生み出した「気まずい」を意味する言葉です。
若者たちの間でこういった流行語が次々と生み出される一方、廃れていき「死語」になる言葉があるのも事実。そこで、TBSラジオの番組『TALK ABOUT』が10~20代の206人に「今使うとダサい言葉」を調査し、「マジ卍」が1位となりました。
結果は、1位から順に「マジ卍」「ぴえん」「なう」「写メ」「タピる/激おこぷんぷん丸」という順番に。
1位となった「マジ卍」は、感情の高ぶりや物の程度を指し示す言葉で、良し悪しどちらの意味にも使えます。ニュアンスで言うと「ヤバい」同等の汎用性の高さで、2017年ごろから流行りだしました(例文:次の時間自習なんだ、最高マジ卍)。
続く「ぴえん」は、ちょっと悲しいときに使われる言葉。うるうるとした瞳の絵文字とセットで使われることが多い単語です(例文:宿題家に忘れた ぴえん)。
「なう」は、英語の「Now」をひらがな表記にしたもので、現状を表すときに使用されます(例文:スタバなう)。
続くのが、ガラケー時代の写真付きメールから生まれた略語「写メ」。タピオカドリンクを飲むことを指す「タピる」。怒りを意味する「おこ」から派生した「激おこぷんぷん丸」。
若者の声としては、「言葉自体もそうだし、絵文字も使ってる人を見ると『無理してんだな...』って感じる(ぴえん)」「私が小中学生の時に流行った言葉で、今じゃ誰かふざけて使ったりすると『ダサい…』と思ってしまう(激おこぷんぷん丸)」「メールを使うこともほとんどないし、その場でAirDropで送ってしまう(写メ)」と酷評が並びました。