連日熱戦が続く北京冬季五輪。テレビ観戦をしているのは人間だけではございません。猫ちゃんたちも画面にくぎ付けになって、日本人選手の活躍を見守っています。そんな夢中になる猫ちゃんたちの動画や写真がツイッターで話題になりました。撮影時の猫ちゃんたちについて、飼い主さんに聞きました。

■「いまは羽生くんに攻撃するのやめて」

「いまは羽生くんに攻撃するのやめて」と、愛猫の動画をツイッターに投稿したのは飼い主の「りょ」（@32cheap）さん。そこに映っていたのは、テレビの画面に向かってお手てでチョイチョイしながら動く選手を追い掛ける猫ちゃんの姿！ チョイチョイしていたのは、フィギュア男子ショートで演技をする羽生結弦選手です。そんな猫ちゃんに「一緒に演技しているのかと思いましたｗ」「羽生くんと踊りたかったのか～」などのコメントが寄せられました。

画面越しで羽生選手を追い掛けていたという猫ちゃんは、シータちゃんといいます。生後7カ月の女の子です。りょさんによると、シータちゃんは羽生選手が滑る前からテレビを観ていてその間は何の反応もなかったとか。羽生選手が滑り始めたら、羽生選手にくぎ付けになったそうです。

シータちゃんがチョイチョイし始めたのが、氷の穴にはまるアクシデントに見舞われた直後･･･「これ以上羽生くんにちょっかい出さないで～」と思いながら観戦していたという、りょさん。でも「もしかしたらアクシデントのあった羽生くんを応援してたのかもしれませんね」と話してくれました。

また、もう1匹の猫ちゃん・ぎんちよ（誾千代）くん（4歳・雄）は、平昌オリンピック（2018年）のときも今回もスノーボードの男子ハーフパイプ競技を食い入るように観戦していたとのこと。どうも猫ちゃんたちにもそれぞれ好きな種目があるようです。

■飼い主さんの腕枕で、オリンピック観戦する猫も

「これは人の腕枕で一生懸命オリンピックを観る猫の図」

こんなつぶやきとともに、愛猫の写真をツイッターに投稿したのは飼い主の「りんくんとおとちゃん」（@rin_oto_cats）さん。そこには、飼い主さんに腕枕をしてもらいながら真剣なまなざしで何かをじっと見つめている猫ちゃんが写っています。どうも飼い主さんと一緒にオリンピックのテレビ観戦を楽しんでいるようです･･･。

リプ欄には「なんて可愛い上目遣い」「熱心に観てますね」とコメントが寄せられるなどテレビ観戦をする猫ちゃんにくぎ付けになる人が続出しました。

写真の猫ちゃんは、スコティッシュフォールドの和音（おと）ちゃん。5カ月の女の子です。飼い主さんによると、和音ちゃんが観戦していたのは、女子アイスホッケー「日本vs中国」の試合とのこと。パックの素早い動きに夢中になっていたようです。飼い主さんは「その日、日本は惜しくも敗れましたが、和音ちゃんと一緒にスマイルジャパンの一員になれた気持ちでした」と話してくれました。

（まいどなニュース特約・渡辺 晴子）