Z世代が選ぶ、これが今どきの「卒業ソング」 3位「春を告げる」、 2位「栄光の架橋」
仲間とのお別れの日でもあり、それぞれの旅立ちの日でもある「卒業式」。みなさん思い出の「卒業ソング」があるかと思いますが、今どきの「卒業ソング」はどんな曲でしょうか。「Z世代(1990年半ばから2010年代生まれの世代)」が選ぶ曲を調査したランキングが発表されました。
バイドゥ株式会社が提供する日本語入力&きせかえ顔文字キーボードアプリ「Simeji」が2022年1月、10~24歳の男女927人のSimejiユーザーを対象にアンケートを行い、TOP10をまとめました。「実際に卒業式で歌った」など、調査に寄せられたコメントとあわせて紹介します。
■【第10位】ツキミソウ/Novelbright
「出会いと別れ繰り返す度 心をすり減らす」という歌詞から始まる1曲。切ないメロディーに感動する方が多いようです。
「切ない感じが伝わってくる」「凄く綺麗な歌」「歌詞にとても共感できて、心に染みる」「歌詞とかリズムが流れてく感じが、グッとくる」
■【第9位】友よ ~ この先もずっと…/ケツメイシ
「何十年先も 君を 友達って思ってる 辛い時は 何でも話してよ」と熱い友情を歌った歌詞は、卒業式にぴったりですね。
「小学校の卒業式で歌った」「最後の『友よ』が好きで聴いてます」「友達しか勝たんから(その友とお別れだから)」「大切な友達について歌ったいい曲」
■【第8位】沈丁花/DISH//
2021年10月にリリースされ、ドラマ『二月の勝者-絶対合格の教室-』(日本テレビ)の主題歌にもなり、「泣ける」と話題の『沈丁花』。「卒業にピッタリの歌詞で泣けてくる」と、伝えたい気持ちを素直に言えない人に寄り添う歌詞が、Z世代の心に刺さるようです。
「『いつもいつもありがとうね』の部分がすっごく心に響いて泣ける」「自分もなかなか言えなかったなと共感できる」「『ありがとう』を繰り返していていい歌」
■【第7位】YELL/いきものがかり
「第76回NHK全国学校音楽コンクール」中学生の部課題曲として、全国の中学生によって歌われた曲です。感動を呼ぶバラードとしてZ世代に人気の卒業ソングのようです。
「先輩引退の時に合奏、合唱したから」「退場の時にピアノver.が流れて号泣してしまった」「『サヨナラは悲しい言葉じゃない』に感動して大泣きした」
■【第6位】手紙 ~拝啓 十五の君へ~/アンジェラ・アキ
15歳の自分が大人になった自分に悩みを打ち明け、大人の自分が「大丈夫だよ」という励ましのメッセージを返すという歌詞がZ世代の心に強く響くようです。実際に卒業生を見送る時に歌ったというエピソードも集まりました。
「小学校の卒業式で流れて大好き」「中学の卒業式で歌った」「好きだった人が歌ってたから」「ピアノのメロディーが感動する」「心に染みて泣きました」
■【第5位】桜が降る夜は/あいみょん
Z世代に人気の番組『恋とオオカミには騙されない』(ABEMA)の主題歌にもなったこの楽曲。出会いと別れの季節である春を舞台に、「桜が降る夜は貴方に会いたい」と願うストレートな歌詞が注目を集めています。
「歌詞の内容がグッとくる」「感動する」「心に残った」
■【第4位】ハルカ/YOASOBI
YOASOBIが「大切な人を想って読んで欲しい」と語った小説『月王子』が原作のこの楽曲。人生の門出へと向かいゆく人々にとって心染みる一曲のようです。
「卒業式でみんながこの曲を歌っていた」「引っ越ししちゃう友達に向けて歌詞動画を作った」
■【第3位】春を告げる/yama
2020年春に発表された曲がZ世代の心を動かしているようです。
「卒業式に好きな人に告白する前聴いた」「なんか泣けてくる」「エモい」
■【第2位】栄光の架橋/ゆず
2004年に開催されたアテネオリンピックのNHKテーマソングにもなった曲です。「羽ばたいていく、これからの未来を信じるというのを改めて感じる!」との声もあり、栄光にたどりつくまでの努力や挫折の日々、感謝の気持ちが歌われたストレートな歌詞も心に響くようです。
「音楽の担任の先生が演奏してくれた」「サプライズで先生に歌って、先生号泣した」「実際にお世話になった先生に向けて歌ったことがある」「どうしても今の卒業していく自分達を重ねてしまい泣きそうになる!」
■【第1位】3月9日/レミオロメン
2004年3月9日にリリースされ、長く愛されるこの曲が堂々の1位に。実際に卒業式で歌われることが多いようです。
「今年の卒業式に歌う予定」「吹奏楽部で卒業式の演奏をやった、思い出の曲」「小6の時、担任の先生に向けて歌った」「心に残る」「歌詞がすごく素敵で心に残った」