藤井、藤田、伊藤、加藤…印鑑売り場から「藤」が付く名前が根こそぎ消えた!? 誰が何の目的で? ミステリ誕生の予感に震える
「目の前にいたおっさんが『藤』を全部枯らしていったの、目的不明すぎて怖い」
もずさん(@Moz_impale)が投稿した謎めいた出来事がTwitterで話題です。添付された画像には、文具店などでよく見かける印鑑販売の什器から藤井や藤田、果ては加藤や斎藤まで、「藤」の字がつく印鑑が根こそぎ持ち去られた(?)様子が記録されており…。いや、どういうことやねん。
目撃者であるもずさんによると、これは「閉店した布団屋さん」前でのこと。印鑑は何故かこの状態で「ご自由にどうぞ」と無料配布されていたそうです。
「4人ほど集まっている中、おじさんがすごい勢いで抜き取ってポッケをいっぱいにして、どこかに去って行ったので、最初は転売かと思いましたが、その後よく見ると藤だけを抜き取っていったことがわかりました」(もずさん)
一度立ち去ったおじさんはすぐそこに戻ってきてまた色々探していたそうですが、もずさんは用事があったので大学へ。しかし当然、「なぜ『藤』だけなのか」「もしかすると『藤』始まりだけでなく『藤』で終わる印鑑も抜き取っていたのか」なんてことを考えて悶々としてしまいます。「転売目的だったら今頃全部無くなっているのかな」と思いつつも、5時間ほど後に布団屋さんに戻ると、案の定というかなんというか、「藤」で終わる印鑑も全て抜き取られていたそうです。しかもその他の印鑑はほとんど残っていたといいますから、「藤」が狙い撃ちされたのは間違いありません。
「おそらくおじさんは2回目に戻ってきた時に『伊藤』や『佐藤』なども思い出し、その印鑑も取ったのだと思います」
もずさんに訊ねても詮無いことですが、目的はなんだと思いますか?
「おじさんが『藤』ばかり取った理由はよくわかりません。その場にいた友達とは『藤セットで売るのかなw』などと笑っていました」
ニーズ不明な「藤セット」はさておき(笑)、「藤」に異様な執着を示す男性の真の目的とは…? 解答編の登場が待たれます。頼むで工藤。…あっ!
(まいどなニュース・黒川 裕生)