「捨てられないや…」バッグの中から20年前の家族の思い出の品→ジブリ公式も反応「ありがとう」
Twitterユーザー「おみかん」さん(@omikan_ka_san)が投稿した1枚の写真が今、ユーザーたちの間に感動を呼んでいます。スタジオジブリの公式Twitterアカウントまで反応を寄せた内容とはーー。投稿者のおみかんさんに話を聞きました。
■「まさか公式様の目に…光栄でした」
おみかんさんは2月13日、自身のTwitterを更新。「昔使ってたバッグを処分しようと中を探ったら、『千と千尋の神隠し』を映画館に観に行った時の入場券が出てきた・・・20年以上前、お母さんと妹と3人で行った時のやつだ。捨てられないや・・・」と投稿しました。
同時に公開した写真に写るのは色あせた3枚の紙片。「千と千尋の神隠し」「01年08月02日(木)」「入場券¥1000」「テアトル」などの文字から、2001年に上映されたスタジオジブリの作品「千と千尋の神隠し」の映画チケットの半券ということが分かります。
おみかんさんはまいどなニュースの取材に対し、半券を見つけた瞬間のことを「一瞬、何なのかわからなかったのですが、『千と千尋の神隠し』の文字を観た瞬間、懐かしさがこみ上げました」と明かしてくれました。
投稿は拡散が続き、ついにはスタジオジブリ公式Twitterアカウントも14日夜に反応。おみかんさんの投稿に対し、「千と千尋の神隠し」の主人公千尋のイラストに「ありがとう」の文字を添えたメッセージを送りました。これにはおみかんさんも驚いたようで「まさかの公式様の目に止まって、ほんとに光栄でした」と喜びを語りました。
ユーザーからも「宝物ですね」「ステキすぎます」「すごい、文字が消えてない」「紙隠しだ」「千と千尋から20年も経つのか」などの声が上がっています。
■処分予定だったバッグ…その後は?
バッグは母親に買ってもらった物で、愛用していた20年超の間に何度も洗濯したそう。「買ってもらった当時はベロアみたいな感じでした。洗っていい素材ではなかったかも…」。それでも半券がしっかり残っていたとは驚きです。
今回の出来事は家族のお二人にも伝えたのでしょうか。「母にも妹にも言ってません。今はコロナ禍で実家にも帰れていません…。もう少し落ち着いたらこの半券を持って帰って見せたいですね」
処分する予定だったバッグ。その後は?
「バッグ…も、しばらく捨てられないかもしれません」(おみかんさん)
(まいどなニュース・金井 かおる)