かわいいのにおいしいと話題の「ねこ焼印角煮まんじゅう」をお取り寄せ フワッフワでほんのりとした甘味

この2月に発売されるやいなや、そのかわいさからネット上で話題になった長崎県・岩崎本舗の「ねこ焼印角煮まんじゅう」。「かわいすぎて食べにくい」といった意見も数多くありましたが、この「ねこ焼印角煮まんじゅう」、なんとこの2月限定販売に加え、前述の反響から早期販売終了もあるのだそうです。

これはヤバい、早く注文しなくては! と筆者は慌ててオーダー。なんとか「ねこ焼印角煮まんじゅう」を買うことができました。しかし、人気がゆえの希少性に加え、やはりこのルックス。大胆に遠慮なく食べるには少々気が引けます。今回はこの「ねこ焼印角煮まんじゅう」を意を決して温め、悔いが残らないよういただくことにしました。

■蒸し上がった「ねこ焼印角煮まんじゅう」を前に、やはり食べることに罪悪感が……!

「ねこ焼印角煮まんじゅう」は複数のパッケージがありますが、このうち筆者が注文したのは「ねこ焼印まんじゅう5個入り」「手みやげ角煮まんじゅう~長崎の変Ver.~」の2商品。

「ねこ焼印まんじゅう5個入り」は、その名の通り、大きめの角煮まんじゅうが5つ入ったもの。そして、「手みやげ角煮まんじゅう~長崎の変Ver.~」はハーフサイズの角煮まんじゅうが手みやげ仕様のスリーブパッケージに入ったものです。

いずれもいただく際は、「蒸し器で温める」「電子レンジで温める」の2通りがあり、筆者は「蒸し器(せいろ)で温める」ことにしました。

「ねこ焼印角煮まんじゅう」は冷凍状態で届きますが、これを常温または冷蔵庫で自然解凍をした後、蒸し器にクッキングシートを敷き、湯気が上がってから角煮まんじゅうを入れます。あとは待つこと10~15分。たったこれだけで完成します。

せいろを開けてみた際にお目見えしたフワッフワの「ねこ焼印角煮まんじゅう」。見れば見るほど、本物の猫ちゃんのように見えてきて、やはり「これを食べてしまうのか……」と、ちょっと罪悪感を感じる筆者でした。

■印字のかわいさだけでなく、しっかり美味しい味わいが口の中に広がります

しかし、そのかわいさと同時に、角煮の甘塩っぱい香りと、生地の小麦の豊かな風合いが食欲を刺激します。これは食べなくては! というわけで遠慮なく一気にいただきました。

優しい小麦の香りの通り、生地がフワッフワでほんのりとした甘味を感じさせてくれました。そして、味が優しく染み込んだ角煮がこれまた美味で、噛めば噛むほど、その味わいが口の中に広がります。この生地・角煮のバランスも素晴らしく、ちょっと他ではいただけないほど美味しい角煮まんじゅうだと思いました。「ねこ焼印」のかわいさにまず心を奪われる人が多いと思いますが、味もかなり美味しいです。これはバズって当然だと思いました。

■「2月限定」「売り切れ必至」でも反響次第で、通年販売も検討!?

ただし、冒頭でも触れた通り、この「ねこ焼印角煮まんじゅう」は2月限定商品。通年で販売してほしいと思いましたが、この点、製造・販売元の岩崎本舗に話を聞いてみました。

「毎年2月、長崎の街を華やかなランタンが彩る『ランタンフェスティバル』というイベントがあるのですが、コロナ禍の影響で、昨年に続き本年も縮小開催となり、寂しげな街並みが続いております。いつもなら長崎県がひときわ賑やかになるこの季節。このような状況の中でも長崎県の魅力を発信するため何ができるだろう、と考えに考え、『猫の手も借りながら』完成させたのが、この『ねこ焼印角煮まんじゅう』でした。

モチーフは『にゃがさきねこ』という長崎県産の数多くのお土産品に採用されているキャラクターで、2022年で満10歳の誕生日を迎えることになり、これをお祝いして角煮まんじゅうにしたという背景もあります。また、長崎県の魅力発信プロジェクト『長崎の変』に弊社も参加しており、同時に県の魅力発信、地域活性にも力を入れている商品でもあります。

このような経緯から、今のところ2月限定での販売を予定していますが、今後の販売に関しては、お客さまの声等次第で要検討という状況です。

実際に食べてくださった方からは『はみ出てる角煮が耳になっててかわいい!』『かわいくておいしかった!』『かわいいのに、角煮はしっかりした味がして美味しい』といったありがたい声を多くいただいております。

現在、旅行を控えていらっしゃる方も多いかと思いますが、ぜひご自宅で『にゃがさき』の味をお楽しみいただければ嬉しいです」(岩崎本舗・担当者)

「ねこ焼印角煮まんじゅう」は老若男女誰でも美味しくいただける味でした。印字されたかわいい「にゃがさきねこ」の顔を見ると、確かに食べるのが少々臆されますが、一度口にすると、結構病みつきになります。この味、売り切れまたは販売終了するまでの間に是非お試しされてみてはいかがでしょうか。

(まいどなニュース特約・松田 義人)

関連ニュース

ライフ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス