みなさんのなかには、「東京で自分の力を試したい」「東京での生活に憧れがある」という人も多いのではないでしょうか。そこで、上京転職の経験がある192人に「上京して転職した理由」について調査を実施したところ、1位は「地方より仕事が多い」でした。また、転職活動は「地元にいる間にした」と回答した人が66.7％だったそうです。

株式会社ビズヒッツが、2021年1月に女性89人、男性103人を対象に聞いた調査です。

地方から上京して転職した経験のある人に「転職活動をした時期」を聞いたところ、66.7％の人が「地元にいる間に転職活動した」と回答しました。

また、「上京転職した際の転職活動方法」の1位は「転職エージェント（61人）」でした。以下、2位「転職サイト（58人）」、3位「ハローワーク（30人）」、4位「求人情報誌（29人）」と続きました。

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「上京転職するうえで最も不安だったこと」を聞いたところ、1位になったのは「金銭面でやっていけるか（69人）」でした。以下、2位「知り合いがいない（35人）」、3位「新しい仕事・職場への不安（29人）」と続きました。上位の回答について、以下のような具体的な声もありました。

【1位　金銭面でやっていけるか】

・物価や家賃が高いので、生活していけるか不安でした（転職時23歳、男性）

・「生活費が高いのでは」と不安でした（転職時26歳、女性）

・地方より物価が高く、給与とのバランスが取れるか不安でした（転職時36歳、男性）

【2位　知り合いがいない】

・知り合いなどが一切いなかったので不安でした（転職時20歳、男性）

・周りに知り合いがいないため、頼りにできる人がいないこと（転職時24歳、女性）

・知り合いもいないところでやっていけるか、友達ができるか不安だった（転職時30歳、女性）

【3位　新しい仕事・職場への不安】

・仕事が続けられるか不安だった（転職時26歳、男性）

・自分の能力が通用するかどうか（転職時28歳、女性）

・仕事面では、大都市で通用するかが不安だった（転職時51歳、男性）

■上京して転職した理由1位は「地方より仕事が多い」

「上京して転職した理由」を聞いたところ、1位になったのは「地方より仕事が多い（49人）」でした。以下、2位「東京への憧れ（30人）」、3位「地方より収入が高い（24人）」と続きました。それぞれの理由について具体的な回答は以下の通りです。

【1位　地方より仕事が多い】

・企業が多く、仕事を見つけやすかったから（転職時23歳、女性）

・実家が田舎で仕事がなかったため、上京しようと決意しました（転職時26歳、男性）

・上京した方が転職先の数が多く、自分に合った職探しができるためです（転職時36歳、男性）

【2位　東京への憧れ】

・やはり東京で仕事することに憧れていました（転職時25歳、女性）

・コンビニもない田舎に住んでいたので、漫画やドラマに出てくる東京に憧れていた（転職時26歳、女性）

・東京での生活に憧れを持っていたから。年に1度くらい地元から東京に行くたび、「ここで生活できたら最高だろうな」と思いました（転職時34歳、男性）

【3位　地方より収入が高い】

・地方の給料よりも、都内の方がいいから（転職時27歳、女性）

・もっと年収を上げて生活にゆとりが欲しかったため（転職時29歳、男性）

・地元だと稼げないので転職しました（転職時42歳、男性）

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「上京転職は成功だったか、失敗だったか」を聞いたところ、「成功（30.7％）」「どちらかといえば成功（50.5％）」が合わせて8割を超えました。具体的には以下のような回答がありました。

【上京転職が成功だった人の理由】

・東京は朝起きてから夜寝るまでずっと楽しい（転職時26歳、女性）

・収入が上がり、スキルアップもできたからです（転職時31歳、男性）

・希望通り上場企業で勤務でき、転職でステップアップを果たせたため(転職時32歳、男性）

【上京転職が失敗だった人の理由】

・自分のしたいことが不明確だったため、上京しても何も見つけられなかった（転職時24歳、女性）

・友達もおらず、プライベートで寂しさがつきまとう日々を送るしかなかったから(転職時31歳、女性）

・転職して収入はアップしましたが、家賃が高く、実際に手元に残ったお金は上京前より減りました(転職時36歳、男性）