カードローンの使い道は6割が「生活費」 後悔した点は…「金利分がもったいなかった」「返済が大変だった」

みなさんはカードローンを利用して後悔したことはありませんか。そこで、カードローンを利用したことがある男女500人を対象に「カードローン」に関する調査を実施したところ、カードローンの利用使途(使い道)は、約6割の人が「生活費」と回答しました。また、現在までの借入額の総額は「11~50万円」が最多だったそうです。

保険相談サービスを提供する保険マンモス株式会社が2021年12月22日~2022年01月02日の期間に、女性237人、男性263人を対象として実施した調査で、年齢層は31~40歳(38%)、20~30歳(26%)、41~50歳(24%)、職業は公務員以外の正社員(51%)、パート・アルバイト(13%)、自営業・フリーランス(12%)、主婦・専業主婦(11%)の人がおもに回答しています。

はじめに「カードローンを選ぶときに重視するポイント」を聞いたところ、もっとも回答数が多かったのは「金利」(58%)、次いで「即日融資可」(38%)、「web完結など申込の手軽さ」(28%)、「来店不要」(27%)、「知名度」(26%)といった回答が続きました。

続いて「借りたお金の使い道」を聞いたところ、「生活費」(59%)が最も多く、次いで、「趣味・娯楽」(37%)、「借金返済」(12%)、「住宅・車・バイクなどの購入費」(10%)といった回答が続いたそうです。

さらに「カードローンでいくら借入しましたか、現在までの総額はいくらですか」と聞いたところ、最多回答は「11~50万円」(154人)でした。次いで、「~10万円」(137人)、「51~100万円」(114人)という結果でした。

同社は、「借りたお金の使い道に生活費や趣味・娯楽が多いことからも、『ちょっとお金に困った時に』という用途が多いのかもしれません」と説明しています。

また、「何社から借入しています(していました)か」と聞いたところ、「1社」(326人)という回答が最も多く、次いで「2社」(108人)、「3社」(42人)、「4社」(11人)と続きました。ちなみに「5社以上」は0人でした。

「カードローンを利用して良かった点」を聞いたところ、1位は「急な出費、必要な時に現金が手に入った」(199人)でした。同率2位に「審査がスピーディーで、即日融資してもらえて助かった」「申込、借入、返済の手間がなく便利だった」(47人)といった回答が続きました。その他の回答について具体的なコメントは以下の通りです。

▽無担保、保証人不要で借りられたのでよかった

▽いつでもお金が借りられるという安心感があった

▽誰にもバレずに利用できた

▽スタッフの対応が丁寧で良い意味で驚いた

▽コンビニATMから返せるところが気に入っている

▽緊急のときに助けてもらって感謝しているし、後悔したことはない

▽気持ちに余裕ができる。計画的に借りれば問題ない

▽お金の使い方を見直す、いい機会になった

一方、「後悔した点」を聞いたところ、1位は「金利が高かった、金利分のお金を払うのがもったいなかった」(117人)でした。2位「返済が大変だった」(68人)、3位「お金を借りているという実感がマヒして、つい借り過ぎてしまった」(41人)と続きました。その他の回答について具体的なコメントは以下の通りです。

▽カードローンの利用がバレて、揉めてしまった

▽金利がもったいなかったので、親に相談して少しずつ返すようにすればよかった

▽手数料がもったいなかった

▽自分に合った支払い方法を選ばないと返済が大変になる

▽住宅ローンの審査で影響があり後悔した

▽特に後悔したことはないが、後ろめたさや恥ずかしさがあった

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