3月16日深夜、福島県沖を震源とする地震があり、東京では最大震度4を観測し、関東一円で一時約200万軒が停電しました。その停電の瞬間をとらえたバイカーの映像がありました。撮影したのはバイク「ヤマハ・YBR125」で帰宅途中だったメタトン（@8_1_0_mettaton）さん。ヘルメットに備え付けた小型カメラ「GoPro」が、急に信号や街灯が消え、不安げにあたりを見回すメタトンさんの様子も映し出していました。メタトンさんに聞きました。

■停車後に大きな揺れを体感　商店街がゆさぶられる音が

ーー走っていた場所を教えてください。

「東京都調布市の仙川駅のすぐ近くです。自宅に帰る途中でした」

ーー急に街が暗転しました。

「とにかくびっくりしました。ちょうど交差点に差しかかるところだったので、信号も消えてしまったのはかなり怖かったですね。私以外に車がほとんど走ってなかったのが幸いでした」

ーーバイクを走行中、地震の揺れは感じましたか？

「走っている時は揺れを感じませんでしたが、停止したら大きな揺れをはっきりと感じました。停電したので停車しましたが、商店街が揺れ、大きな音を立てていました」

ーーこの後、無事帰ることができたのでしょうか？お怪我はありませんでしたか。

「少し様子見をした後、交差点に特に気をつけてゆっくり帰りました。怪我は特にありません！」

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動画では、暗闇に包まれた交差点で、メタトンさんが横断する歩行者に注意しながら、ゆっくり走行する様子が映っていました。動画には「急に消えるやん、怖」「事故などなくて本当よかった」とリプライが寄せられていました。災害時こそ落ち着いて行動する姿勢を見習いたいと思います。

（まいどなニュース・伊藤 大介）