コロナ禍に彼氏彼女を見つけた人、出会った場所は? 社会人500人のリアルな恋愛事情

新型コロナウイルス感染拡大前は「職場」が最多だった社会人の出会いの場は、コロナ禍の現在、オンラインが5割超に達することが、恋人がいる男女500人のアンケートから分かりました。コロナ禍でマッチングアプリをはじめた社会人の増加や出会えた社会人の約7割が3カ月未満で恋人関係に発展したことも。コロナ禍の恋愛事情を探ります。

ナイル株式会社(東京都)が運営するマッチングアプリ紹介サービス「Appliv出会い」で、2022年3月7日から3月9日の期間中、 20代~40代の社会人男女500人を対象に恋人との交際に関するアンケート調査を実施。

■コロナ禍に出会って交際を始めた社会人は3割以上

現在付き合っている恋人と出会った時期を尋ねたところ、2020年3月より前(コロナ前)が67.5%、2020年4月以降(コロナ禍)が32.5%。コロナの影響で、外出自粛や飲食店の営業時間短縮、在宅ワークへの切り替えなど、社会人の生活にも様々な変化が起きていますが、3割以上の社会人がコロナ禍に出会った人と付き合っているようです。

現在の恋人と出会えた場所について、出会った時期別(コロナ前/コロナ禍)に質問した結果、コロナ前に出会った社会人の回答は、1位職場(36.3%)、2位知人友人の紹介(15.9%)、3位同じ学校(10.2%)でした。行きつけの店、職場外・校外のサークル活動も合わせると、7割近くが身近な人間関係で接点のあるところに出会いがあったと言えます。マッチングアプリは9.1%で、インターネット(6.5%)、SNS(3.7%)を合わせると、現在の恋人とコロナ前に出会った社会人の約2割はオンラインで出会っていることがわかりました。 

コロナ禍に出会いがあった社会人の1位はマッチングアプリ(35.9%)、2位が職場(22.9%)、3位知人友人の紹介(10.6%)でした。コロナ前は1位だった職場は割合が下がっており、在宅ワークで出社する回数が減ったことの影響が考えられます。

マッチングアプリと回答した社会人の割合はコロナ前と比べ4倍近く増加、インターネット(8.8%)、SNS(5.9%)もあわせると、全体の50.6%はオンラインで出会っています。

■コロナ禍にマッチングアプリ利用が増加

恋人がいる社会人のマッチングアプリの利用を調べると、コロナ禍にアプリを始めた人は24.6%。コロナ前から利用している人(30.4%)とあわせると、社会人で利用経験がある人は全体の半数以上。一度も使ったことがない(未経験)と回答した社会人は44.9%という結果に。コロナ前とコロナ禍で、アプリ未経験者が占める割合を比べたところ、59.5%から14.7%に減少しており、コロナ禍に出会いを求めてアプリを利用し始めた社会人が増えていると言えそうです。 

■7割が出会って3カ月未満で恋人関係に

出会ってから付き合うまでの期間を聞いてみたところ、3カ月未満と回答した割合はコロナ前が45.6%、コロナ禍では66.5%と、コロナ禍に出会えた社会人の方が交際までにかかった時間が短いことがわかりました。

出会ってから1カ月未満で交際に発展した社会人の割合は、マッチングアプリが30.1%、知人友人の紹介が27%、職場が13.8%でした。さらに出会ってから3カ月未満での交際発展の割合は、マッチングアプリが7割近いのに対し、知人友人の紹介は約6割、職場は4割未満でした。マッチングアプリや知人友人の紹介の場合、相手と直接コミュニケーションを取る以外に、プロフィールや共通の知人を通じて、会う前からお互いのことを知る機会や接点を見つけやすいことから、職場での出会いよりも親しくなるのに時間がかからないといえそうです。

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