「猫だけど、ときどき猫背を忘れます。」とつぶやき、愛猫の写真をツイッターに投稿した飼い主の「無重力猫ミルコのお家」（@ccchisa76）さん。そこに写っていたのは、背筋ピーンと二足歩行をするモフモフ猫ちゃん！　まるでクマさんみたい？ 飼い主さんに聞きました。

猫とは思えない猫ちゃんの立ち姿に驚く人たちが続出。「すごい！」「2足歩行w」などとたくさんのコメントが寄せられています。

「地上最強の猫爆誕」

「毛布を着ているかのよう～」

「ガォーって声が聞こえてきそう」

「もしかして、クマ？」

「タヌキの着ぐるみを着た猫のロッケ君」

「うわぁ～そのまま抱っこしてあげたい～」

「凄い！シャキッとしてますねー」

「イェーツ！！抱きしめたげる」

「ラジオ体操ね」

「威厳が満ちております！！」

「我は、魔王である～」

「ヒト入ってる」

「ジョジョ立ちならぬニャニャ立ちやなwww」

「ネコであることは、覚えてる？」

多くの人たちを驚かせたモフモフ猫ちゃんは、ロッケくんといいます。5歳の男の子です。飼い主さんいわく、ロッケくんは「ときどき猫背を忘れる」とのこと。どういうときに、写真のような立ち姿になるのでしょう？ 投稿した飼い主さんにお話を伺いました。

■二足歩行のモフモフ猫･･･実は、猫じゃらしで遊んでいた？

－－猫背を忘れてしまうほど背筋ピーンのロッケくん。お写真は二足歩行しているように見えました！ ロッケくんはいったい何をしていたのでしょうか？

「猫じゃらしで遊んでいるところです」

－－えっ、猫じゃらしで遊んでいたんですね。それにしても二足歩行するなんてアクティブな･･･。

「ロッケは、基本的にどのおもちゃでも大好きなんです！ 特に猫じゃらしを見ると、うれしくて飛びはねます」

－－いきいきと遊ぶロッケくんの姿を見て、カメラのシャッターを切ったと。

「はい。そんな姿を見ると、うれしくて、可愛くて、思わずシャッターを切ってしまいます」

－－元気なロッケくんですが、生まれつき腎臓が悪いとのこと。今の病状は？

「腎不全です。子猫のころから毎日薬は欠かさず飲んでいます。この病は完治が難しいので、一生付き合っていかなければいけないのですが、幸い早期発見でき、今のところは苦しがる様子はありません。そして本当に病？と疑うほど毎日楽しそうに遊んでいます」

－－ロッケくんの立ち姿に「タヌキの着ぐるみを着た猫」「もしかして、クマ？」とのリプライなどたくさんの反響がありました。

「『タヌキっぽい』というのは以前から言われているので、本当にそうだなと思っています。私の母は『もしかして、ロッケはタヌキと猫のハーフ？』と本気で疑っているので、笑ってしまいます！」

－－ロッケくん、思う存分遊んだ後は･･･？

「思いきり遊んだ後は、ぐっすりお昼寝。それがロッケの日課です」

－－普段はどんな猫ちゃんですか？

「超がつくほどの甘えん坊。私の膝の上が大好きで、1日中膝の上で過ごしていることもあります」

元気に遊ぶ姿はとてもアクティブですが、実は甘えん坊なロッケくん。飼い主さんのところには、ロッケくんをはじめ、うしおくん（10歳・雄）、ピーチちゃん（10歳・雌）、レオンくん（9歳・雄）、ミルコくん（7歳・雄）の猫ちゃんたちがいるそうです。

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ロッケくんたち猫5匹の飼い主さんは、愛玩動物飼養管理士でペット共生住宅管理士の中川ちささん。猫との暮らしをTwitterやInstagramなどのSNSで発信されているといいます。飛び跳ねる猫の姿が無重力空間で遊んでいるようだと話題となり、写真集『無重力猫 とびっきり ミルコ! 』(徳間書店）、『無重力猫、ミルコ!!! 【ステッカーシール付き】』（宝島社）を出版。現在、雑誌「FRaU（フラウ）」（猫の写真の撮り方など連載）や「ieny（イエニー）」（DIYなど連載）のWEBサイトで記事を書いているとのことです。

（まいどなニュース特約・渡辺 晴子）