「握れ」

「閉めろ」

「流せ」

若き男子学生たちに向けたトイレの張り紙がSNS上で大きな注目を集めている。

「男子学生の訪問が多い我が家の御手洗の飾り」

と件の張り紙を紹介したのはトリッキー母ちゃんさん（@ganbaruman6180）。

一部の男性のトイレの使い方は、それを掃除する側にとっては目に余るものがあると言われる。トリッキー母ちゃんさんの投稿に対し、SNSユーザー達からは

「えっ…操縦桿を握らずにトイレする人がいるの？ほんとに？自動操縦モードなの？知らなかった…息子に言っといてもらおう…」

「我が家のもうすぐ小４も、しょっちゅう流し忘れる。。。学校トイレ小の方が自動洗浄らしい。。。今、聞いたら幼稚園の時から自動洗浄ですってよ。。。」

「バイト先のトイレに貼りたいですね。なんなのかは分かりませんがたまに便器の下に飛び散ったような痕跡があるので、おそらく握ってないのでしょう。たま～～に流してなくて大や小が残ってます。」

など数々の共感のコメントが寄せられている。

トリッキー母ちゃんさんにお話をうかがってみた。

ーーお宅にいらっしゃる男子学生の年代はだいたいいくつくらいの方でしょうか？

トリッキー母ちゃん：子供の友人の中学校高学年です。

ーー男子学生たちのトイレの使い方には目に余るものがあったのでしょうか？

トリッキー母ちゃん：便座や床が僅かに濡れているという具合で、目に余るほどでは無かったのですが…排泄物なので考えました。しかし子供達に直接言うと万が一誰が粗相をしたかなどの犯人探しなどが始まるといじめの原因になり兼ねないと思い｢貴方達だけに言ってる訳ではないよ｣という気持ちでやりました。

ーー思いやりも込められているわけですね…張り紙の効果はいかがでしょうか？

トリッキー母ちゃん：子供やその友人達は｢うける｣｢俺達も気をつけるね｣と言ってくれ、その後は綺麗に使ってくれるようになりました。

ーーこれまでのSNSの反響へのご感想をお聞かせください

トリッキー母ちゃん：ただただ、びっくりです。

◇　◇

トリッキー母ちゃんさんと同様のお悩みを抱えているという方は、ぜひこの張り紙を導入していただきたい。

なお、声優、ナレーターとして活動する荘司哲也さん（@TETSUYA_INFO）は今回の張り紙の文言をアテレコしてTwitter上で公開している。

こちらも味わい深いので、ご興味のある方はぜひチェックしていただきたい。

（まいどなニュース特約・中将 タカノリ）