「生き返る」5年ぶりの卵かけご飯にママ感涙 我慢した理由が共感呼ぶ「とてもよくわかる」
Twitterで育児漫画を公開する一児の母「おしそ」さん(@_______aona)はこの春、わが子が幼稚園に入園したのを機に、つかの間のひとり時間を利用して念願だったあることを叶えました。それは卵かけご飯を食べること。
■5年ぶりの味に「あと100杯食べられる」
お子さんには軽度の卵アレルギーがあり、目の前で生卵を食べることはずっと避けていました。「はっきりとは覚えていないのですが、きちんと用意してゆっくり食べる、となると5年近く食べていなかったかもしれません。妊娠中も生ものは避けていたので」。
おしそさんいわくお子さんは「コソコソと何かを食べている母を見つける能力が高い」そうで、隠れて食べていても「何食べてるの?」。「キッチンで立ちながらお茶漬けを食べていたところ、いつもはお茶漬けを食べない子どもがやってきてパクパク食べていったことがありました。ご飯を全く食べない日でも私がコソコソと食べているおにぎりや調理中のつまみ食いなら食べることが多いです」。だから余計に卵かけご飯は食べられませんでした。
しかしお子さんが幼稚園に入園し、1人で食事する時間が数年ぶりに訪れます。ご飯と生卵、しょうゆを準備し「こうして1人で食べるのはいつぶりだろう」。感涙にむせびながら完食します。感想は「あと100杯食べられる」。
■次に食べたい物は…
この出来事を実録漫画としてTwitterに公開すると、ユーザーからは「とてもよくわかる」「これからは好きなものを堪能してほしい」「子どもが欲しがるから食べられないものある」といった声が上がりました。
筆者のまわりにいる子育て中の親御さんたちにも漫画を読んでもらうと「コロナ前、ママ友とのランチで自分が食べたいメニューを注文できたことがうれしかった」「子どもと一緒だと食べ分けることが前提だから、自分が何を食べたいかは二の次なんですよ」「卵アレルギーや小麦アレルギーがある子どもを持つお母さんから苦労話を聞いたことがあるからよく分かった」など、共感の声が集まりました。
おしそさんに卵かけご飯の次に食べたい物を聞いてみました。
「大好きなラーメン屋さんに行きたいです。背もたれのないカウンター席がメインで、味や油も子ども向けではないお店で、子どもがいると食事介助のために自分の麺が伸びてしまうことや、食事に時間がかかって他のお客さんが待つ時間も長くなってしまうことを気にせず、自分のラーメンに集中したいです」(おしそさん)
(まいどなニュース・金井 かおる)