甲子園のグラウンドを整備、『ひょうご本大賞』大賞作品は「阪神園芸」が舞台に 作家のサイン会も開催

作家・朝倉宏景氏の小説『あめつちのうた』(講談社刊)が、『2022 ひょうご本大賞』の大賞を受賞。それを記念し、朝倉氏のトーク&サイン会が6月18日に開催されることが決定した。

『ひょうご本大賞』とは、兵庫県にゆかりのある著者、または同県を舞台としたフィクション(小説)を対象にした文学賞。神戸新聞ブッククラブ主催のもと今年初めて開催され、実行委員会と一般からの投票により『あめつちのうた』が大賞に輝いた。

『あめつちのうた』は、野球の聖地である甲子園球場のグラウンド整備を請け負う企業「阪神園芸」を舞台にしたお仕事小説。「阪神園芸」の新人で運動音痴な主人公・雨宮大地が仕事に苦戦しつつも成長していく姿を描く。甲子園球場を本拠地とする阪神タイガースファンはもちろん、高校野球ファン、スポーツ好きの人なら身近に感じる作品だろう。

そして今回開催される著者・朝倉氏のトーク&サイン会では、表彰式、朝倉氏と「阪神園芸」甲子園施設部長の金沢健児氏によるトークショー、サイン会を実施。『あめつちのうた』は当日会場で50冊販売される。

日時は6月18日・14時50分よりスタート(受付は14時30分より)。会場は甲子園歴史館多目的ホール(甲子園プラス3階)。募集人数は事前申込制先着50人で、参加は無料。申し込みは『ひょうご本大賞』の公式サイトにて。

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