返り血を浴びた「すみっコぐらし」が話題、壮絶なお弁当にメーカー公式もノリノリ「茶碗蒸しにするとかわいい」
「すみっコぐらしのカマボコとナポリタンを弁当に入れたら『返り血を浴びてすみっこで追手をやり過ごすとかげ』になってしまった」
広島オタクマップ/sakiさん(@otakumap)が投稿したツイートが話題を呼んでいます。sakiさんが作ったお弁当に入っていたのは、食品メーカー・紀文が製造する「すみっコぐらしかまぼこ」です。投稿したsakiさんに聞きました。
すみっコぐらしは、かわいい見た目と反して哀愁漂う背景を持つキャラクターたち。脂っぽいから残されてしまった「とんかつ」や、寒がりで北から逃げてきた「しろくま」…そして今回お弁当に入っていた「とかげ」は、恐竜の生き残りながらも捕まることを恐れてとかげを自称しているキャラクターです。
■「返り血」はナポリタンのソースだった
そんな「とかげ」にナポリタンのソースが飛び散り、なにやら深刻なシーンに見えると22万いいねがつくほど話題を呼びました。ツイートには「ダークな香りがする」「この後はムショ暮らしですね」「恐怖の限界値を通り越してのこの表情…」と楽しむコメントが続き、同商品を製造する紀文の公式ツイッターからも「弊社のすみっコぐらしかまぼこ笑 話題にしていただいてありがとうございます 茶碗蒸しとかにするとかわいいですよ…!」と声が届きました。sakiさんにお弁当の詳細を伺いました。
■今度は薄焼き卵の布団に…
ーーこの状況になった経緯を教えてください。
「家族のために私が作りましたが、急遽不要になってしまったので自分で消費しようとしたときの出来事です。手抜きをして冷凍ナポリタンの上にかまぼこを直に置いていたためこのような状況になりました」
ーーこちらのかまぼこはどちらで?
「近所のスーパーでよく買って食べています」
ーー投稿は大きな反響となりました。
「軽い気持ちで撮った写真がバズって少し恥ずかしいですが、クスッとしてくださった方が多かったようでよかったです。紀文さんからリプライもいただき、いつも美味しい商品をありがとうございますと気持ちを直接伝えられたのでよかったです」
ーー印象的だったコメントはありましたか。
「みなさんのすみっコかまぼこを使った料理の写真がたくさんあってほっこりしました。あと、『自分がとかげではないというヒミツに気づいた者たちを消しているのでは…』というようなコメントがあって笑いました」
※このとかげというキャラは実は恐竜の生き残りで、バレるとつかまっちゃうのでとかげのふりをしているという公式設定です
ーーこのかまぼこのおすすめの食べ方があれば教えてください。
「紀文さん推奨の茶碗蒸しやお弁当のおかずがおすすめ。こんど薄焼き卵の布団に寝かせてあげようと思っています」
◇ ◇
すみっコぐらしかまぼこで話題をさらったsakiさんは、すみっコぐらしの映画も大好きなんだそう。「すみっコぐらしの映画が、かわいいだけでなく大人でも泣けておすすめなので、みなさんにぜひ見てほしいです(私のオススメは1作め「映画すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」)」
お弁当箱のなかでは返り血を浴びて追っ手をやり過ごすという危機的状況でしたが、映画は大人でも泣けるほっこり映画だそうで安心して観られそうです。
(まいどなニュース・門倉 早希)