「SHEINきた!大当たりで泣ける」年10回利用するライターが徹底解説 猫グッズやジム用ウェアも…めっちゃ安い!
日本でも昨年あたりから知名度が上昇中のファストファッションサイト「SHEIN(シーイン)」。ZARAやH&M等と違い、実店舗を構えずにオンライン上だけの販売。最近ではSNSなどで欧米のインフルエンサーが宣伝し、アジア諸国や欧米などを中心に全世界で大流行しています。日本では2020年12月から日本語サービスを開始しましたが、商品が海外から届くとなると少なからず不安があるかと思います。台湾在住で年10回は利用するSHEINファンの筆者がその魅力をお伝えします。
■注文前に購入者のレビューをひたすら読んで…
SHEINは2012年にeコマースの専門家Chris Xu氏が創設。前身は2008年に中国で設立された南京希音電子商務有限公司といわれています。SHEIN公式サイトによると、販売網は現在、アメリカやヨーロッパを中心に約150以上の国と地域まで拡大。本社の場所は「シンガポール、中国、米国、その他の主要なグローバル市場に主要なオペレーションセンターを持っています」と説明があります。
SHEINの魅力は何と言っても、価格とラインナップです。ファストファッションと言いながらも雑貨、文具、スマホガジェット、寝具、ペット用品など幅広く販売しているのですが、何を見ても価格設定に驚きます。とにかくなんでもめっちゃ安い! 例えば、新作Tシャツは600円台からあり、セール品に至っては200円台のトップスがずらりと並びます。
筆者は毎回、注文前に購入者のレビューをひたすら読んで、写真通りの物が届いたか、サイズ感はどうだったかを調べます。過去に購入した人が「小さめの作りなのでワンサイズ上を買うべき」などくわしく書いているのでとても参考になります。おかげでサイズをミスしたことは今までありません。
開封時はとにかくうれしくて、毎度ワクワクしながら開けます。予想以上にかわいかったり、クオリティがよかったりするとテンションも上がり、その場でひとりファッションショーを始めます。つい最近もサンダルを購入しましたが、期待通りの品に「SHEINきた!!サンダル大当たりで泣ける」とSNSに投稿したぐらいです。
■これまで何十着と購入 満足度は?
服のラインナップはアジアファッションから欧米ファッションまでそれはもう豊富です。筆者は身長が167cmでがっちり型。欧米ファッションの方が柄などが好みな上、サイズも合います。 SHEINを買い始めたキッカケは台湾であまり見かけない欧米服が安く買えるからでした。
これまで何十着と購入していますが、95%くらいは満足しています。特に気に入っているのがジム用のアクティブウェアです。デザインや色が豊富で低価格なので最高です。SHEIN内にはブランドがいくつか存在しますが、特に「Glowmode」というブランドのクオリティにはびっくり。価格はレギンスで2000円を超えるのでSHEINでは高い部類に入りますが、街で見かけるスポーツブランドと同等かそれ以上のクオリティで超愛用しています。レギンスの肌触りが心地よすぎてあと5本ほど買い足したいくらい。他には靴の「Cuccoo」というブランドもお気に入りです。ニット素材の靴が多く、ヒールなのに歩いてもあまり疲れません。
日本ではあまり見かけないようなアイデア雑貨も豊富です。筆者はこれまでに猫トイレの前に置く砂取りマット、くり返し使えるシリコンオーブンシート、手を汚さずにお菓子を食べられるトング型ツールなど数多くの雑貨を購入しました。日本より物価の安い台湾在住ですが、台湾国内で買うよりもさらに安いのでついついSHEINで買ってしまいます。
クオリティに関してですが、一度だけ返品をしました。安いレギンスを買ったらほつれが目立ちすぎてとても履けたものじゃなかったので。手続きはアプリまたはウェブサイト上から簡単にでき、表示される住所ラベルを印刷して段ボール箱に貼ります。すると台湾国内でSHEINと提携している宅配業者から連絡が来て、自宅まで取りに来てくれます。その後1週間以内にクレジットカードへ返金されていたので、手続きはとてもスムーズだと感じ満足でした。
筆者の友人たちにもすすめたところ、みんな「SHEIN沼」へと無事にハマっていっています。中には質のよくない商品もあるかもしれませんので、購入前にレビューをよく読むことも大事です。一度に大量購入すると関税などかかってしまう場合もあるかもしれませんし、お財布と相談しながらSHEINでのお買い物を一緒に楽しみましょう!
(まいどなニュース特約・Coco)