何気ない日常の中で「たくさん抱きしめてあげて」…ママ友に教わった、我が子への「愛情表現のルーティン」
もともと子どもは苦手だけど、「我が子はかわいいと感じる」というのはよくある話ですよね。しかし、筆者はあるママ友から、「もともと子どもが苦手だったから、いまだに我が子への愛情表現の仕方がわからない」という相談を受けました。
そこである日、仲のいいママ友(30代・3児のママ)と話しているときに何気なく、「自分の子どもへの愛情表現で気をつけていることってある?」と聞いてみました。すると、友人は「私は必ず毎日行っている『我が子へのルーティン』があるよ」と教えてくれました。それは「ママの愛」に満ちあふれた、とても素敵な習慣でした。その内容はというと…。
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1)朝起きたら子どもに「おはよう」のハグと、頬や額にキスをする
2)学校や保育園に行く前に玄関や保育園の入り口で「今日も一日頑張ろうね!大好きだよ」と伝えてハグをする
3)厳しく叱ってしまったとき、子どもに「ママなんて大嫌い!」と言われても、必ず「ママは大好きだけどね!」と面白半分で返すようにして、子どもがもやもやした気持ちのまま終わらないように、必ずハグをして仲直りをする。
4)就寝前の子どもに「おやすみ」のハグと、頬や額にキスをする
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日本では珍しくスキンシップが多めですが、この4つのルーティンを毎日行うようにしていると話していました。とてもママの愛情深さを感じますよね。
■子どもへの愛情表現に迷ったときは
日本ではハグやキスを日常的にする文化はほとんどありませんが、一部の国や宗教を除く海外では、ハグやキスは家族間や友人、恋人などさまざまな間柄でも日常茶飯事で行われているスキンシップです。
ハグをすることで人間の脳から「オキシトシン」という通称“幸せホルモン”が分泌されるといわれており、ママが子どもを抱きしめることで、この「オキシトシン」の分泌が活発に起こり幸福度が上がるともいわれています。
ママ友曰く、「子どもが苦手でなかなか我が子への愛情表現ができないというときは、とにかく抱きしめてあげるといいよ」とのこと。
何をしてもママの言うことを聞いてくれなくて、感情的になって叱ったり、イライラしてしまう…。なんてことは育児では日常茶飯事ですよね。また、そういうときほど愛情表現がおろそかになりがちです。そんなときこそ、「特別なことはかんがえなくていい」から、子どもを抱きしめてあげてほしいとママ友は話します。
子どもにとって、ママのハグはきっと唯一無二の幸せな愛情表現。それだけで、子どもは幸せな気持ちで満たされるようですよ。
(まいどなニュース特約・長岡 杏果)