神戸ビーフとトリュフ入り…老舗居酒屋の究極「玉子かけご飯」が大バズり? 「こんな贅沢な一杯は見たことがない」
40年以上の歴史がある神戸の居酒屋「神戸味兵衛」は地産地消にこだわり、神戸ビーフに関しては神戸肉流通推進協議会から兵庫県唯一居酒屋で認定を受けた認定店。明石名物の昼網鮮魚も人気だ。そして、数多いメニューの中で上位に食い込むほど健闘しているのが神戸ビーフとトリュフを使った究極の玉子かけご飯だ。地元のみならず、観光客も注目し、大バズリ中という話題の居酒屋を訪れてみた。
■明石昼網鮮魚から最上級の神戸ビーフまで楽しめる居酒屋
JR三ノ宮駅から北東に徒歩約1分。ひと際目を引く大きな看板類が目印。兵庫県の美味しいもん「地産地消」にこだわり、人気を博しているのが創業40年以上を誇る居酒屋「神戸味兵衛」なのだ。早速、店主の尼子雅也さんが胸を張る。
「うちは神戸ならではのメニューにこだわり続けてきた居酒屋です」
なかでも、人気No.1は1日限定5食の「神戸牛A5特選ロース炙り食べ比べ」(1990円税別)だ。世界も認める最高級のお肉、神戸ビーフに関しては「神戸肉流通推進協議会から兵庫県唯一居酒屋で認定を受けています」とは尼子さん。だからこそ提供できるメニューでもあり、これぞ神戸ビーフといえる、とろけるような味わいを体験してもらいたい。
人気No.2は「明石天然お造り5種盛り」(2人前1690円、3人前2490円税別)。瀬戸内海は明石近海で、その日のお昼に獲れた天然の魚が当日の夕方には店に到着。だから、新鮮でプリプリの魚が楽しめると大評判なのだ。
人気No.3は「めっちゃ柔らか神戸牛のたたき」(1490円税別)。牛1頭からわずかしか取れない希少部位のラムシンを使用。神戸ビーフの旨味が凝縮されたような味が見逃せない一品だ。
■究極の絶品!ここでしか食べられない玉子かけご飯
神戸ならではのメニューがずらりと並ぶ中、なんと、4位にランクインしたのが「神戸牛とトリュフの玉子かけご飯」(ハーフ990円、レギュラー1690円税別)だ。考案者は尼子さんで「玉子かけご飯の概念が変わる。食べれば、旨すぎてハマる」というお客さんの声が多い。
上質の神戸ビーフをサッと焼き、秘伝のタレにくぐらせ、その上から芳醇な香りのトリュフをかけている。使用する玉子は、濃厚な味わいが特徴の姫路市夢前町でうまれた「ゆめさき卵」。すべての食材をまったり絡ませて食するのだ。
神戸ビーフの濃厚な旨味とトリュフオイルの芳醇な香りと玉子のハーモニーが織りなす、究極と呼ぶにふさわしい贅沢な味わいにハマる。だから一度食べたお客さんは「また食べたくなる」といい「贅沢なシメに大満足」という声が多く、口コミで広がり、ただ今、バズリ中なのだ。
■アイデア豊かな神戸らしいメニューがいっぱい!
このほかにも、おすすめはいろいろ。名物になっているのが「長田牛すじ焼き」(690円税別)だ。ジュウジュウと焼かれたすじ肉。継ぎ足しの秘伝のタレが絡まり、ネギと一味で食べれば、お酒がほしくなる一品だ。
神戸B級グルメの「ソバめし」と「ぼっかけ」を合わせた欲張りな「ぼっかけソバめし」(890円税別)も人気が高い。甘辛のソースとふっくらしたご飯、さらに、醤油ベースで炊いた牛すじの煮込みがかかっているご飯と焼きそばのコラボも食べ逃せない。
創業当初からあるメニューの一つ出汁で食べる「明石焼風 ふんわり山芋ステーキ」(690円税別)も評判だ。お好み焼きのように鉄板で焼かれて出てくるのだが、ふんわりした口当たりもたまらない一品だ。
また、料理に合う地酒もバリエーション豊か。神戸の味をいろいろ楽しみたい人には、明石天然魚のお造り(刺身)から牛すじ焼きまで出てくるコースがおすすめ。神戸に行ったらぜひ立ち寄ってみたいお店の一つだ。
▼神戸味兵衛
兵庫県神戸市中央区琴ノ緒町5丁目4-5/16時(土曜・日曜14時)~深夜0時
(まいどなニュース特約・八木 純子)