「めっちゃいいスピーチでした!」と初対面の相手を絶賛→周囲は「マシュマロ送るな」 オタクと一般人の違いが深い
オタクと一般人の習性の違いを物語るエピソードがSNS上で大きな注目を集めている。
「オタク以外はなかなか感想送らないって知ってるんだけど、新婦側の友人スピーチがあまりに良すぎて帰りに呼び止めて『新婦の良さが詰まっててめっちゃいいスピーチでした!』と突然感想を伝えてちょっとビビられ、周りの友達に『結婚式でマシュマロ送るな』と嗜められました」
と件のエピソードを紹介したのは漫画家の羽流木はないさん(@warugi871)。ちなみに「マシュマロ送る」とは、フィルタリング機能強めでポジティブなメッセージ交換が謳い文句のメッセージサービス「マシュマロ」にちなんだ用語だ。
物事に感激するとすぐ声に出して褒めたくなってしまう…人によっては当然のことだと思うかもしれないが、これはどちらかと言うとオタクな人々によく見られる習性のようだ。羽流木さんの投稿に対し、SNSユーザー達からは
「自分も良かったと思ったら初対面のかたでも呼び止めて感想を言うタイプです。嗜められても、機会があればまた伝えていただきたいなぁと思いました。」
「私これよくやってドン引きされるんだよねぇ 距離感がバグってるオタク代表だわ でも良いことは伝えたい!!️今度から共通の友人を介して伝えることにします 本当怖がられるから」
「でも、よかったことをよかったよ、って言われることはとてもとてもうれしいことだと思うので、みんなどんどんしてもいいと思うのです。ほめてのびるものも多い!」
「周りのお友達もマシュマロが通じる方々というね」
など数々の共感の声が寄せられている。
■投稿者に聞いた
羽流木さんにお話をうかがってみた。
ーー友人スピーチをされた方と、感動したポイントについてお聞かせください。
羽流木:新婦の高校の女友達とのことでした。過度に美化せず、新婦のほんのすこし小悪魔的でかわいくて、それでいて朗らかな人柄がわかるエピソードで、大学友人テーブルは終始「っぽいな…」「わかるな…」と相槌を打ってました。
ーー感想を伝えた際の反応ををあらためてお聞かせください。
羽流木:「えっ、あ…ども…」ってなってました。私もその後、面識がないと思っていた別の女友達の子から「てか大学時代一緒遊んだよね?!」と聞かれて「えっ、あ…ども…ハハ」と私もなったので、やはりいきなり想定外な話をされると大抵の人はたじろぐのだなあと思いました。でも、普通にその後その子たちと「新婦めちゃかわいい」みたいな話しました。来世は話しかけても秒で返せるパリピになってみたいです。
ーーこれまでのSNSの反響へのご感想をお聞かせください。
羽流木:大好きな女友達の結婚なので、是非心の5ミリスペースでいいので「どっかの誰かおめでとう!」と思っていただけたら嬉しいです。最高の女なので。
◇ ◇
オタクの自覚がある方は人を褒めたくなった時、ぜひこのエピソードを思い出していただきたい。なお今回の話題を提供してくれた羽流木さんは現在、原作を手がける「普通と化け物」が漫画配信サイト「Comic Walker」(KADOKAWA)で連載中。ページをめくれば仰天の、学校を舞台にした奇抜すぎる青春ドラマ…ご興味ある方はぜひ一読いただきたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)