18歳の愛猫を看取った後の偶然の出会い さびしく鳴いていた子猫を娘が保護、家族の心がなごむ存在に
■捨て猫を拾ったが
うにちゃん(1歳・オス)は、埼玉県に住む山田さんの娘さんが保護した。アパートの近くで鳴いていたので、うにちゃんのことを気にかけていた近所の人と一緒に保護したという。
保護した後、娘さんは、近所の人にうにちゃんを飼うかどうか尋ねたところ、病気の猫を飼っているので飼えないと言われて、アパートに連れ帰った。しかし、アパートでは猫を飼うことができない。そこで山田さんに相談してきたのだという。近所の人はとても優しい人で、自分が引き取れなかったからか、娘さんのことろに猫用ミルクやパウチのフードを持ってきてくれた。
■見ているだけで心が和む
山田さんは2匹の元保護猫を飼っていたが、悩むことなくうにちゃんを迎えた。半年前に最初に迎えた保護猫を18歳で看取ったので、そろそろ次の猫が欲しいと思っていたところだった。
「うには、来るべくして来た子だと思いました」
山田さんにとってうにちゃんは家族の一員。今ではすっかり猫中心の生活になっているそうだ。うにちゃんは男の子だからか、とても温厚でおっとりしている。見ているだけで心が和むという。
(まいどなニュース特約・渡辺 陽)