「かわいすぎる」「大にゃん字」猫の大文字 並んでもぐもぐ 五山送り火3年ぶり祝して投稿
京都の伝統行事「五山送り火」を猫で表現した「猫の大文字」がネットで話題になっています。2020年に店主の病気療養のため閉店した、京都西陣の町家猫カフェ「キャットアパートメントコーヒー」(@CatApartment)が「猫の大文字」の写真を投稿すると、「かわいすぎる」「これは見事」「大にゃん字」と反響を呼び、約4万件のいいねが付きました。8月16日には3年ぶりにコロナ禍を乗り越え、「五山送り火」が全面点火しました。写真を投稿した猫カフェ「キャットー」の店主に話を聞きました。
■いつもは円陣でもぐもぐ
ーー猫の五山送り火をやろうと思ったきっかけはありますか。
「2015年に撮影した写真です。ちょうど五山送り火の時だったのと、まだオープンして間もなく、お客さまも少なかったので、来ていただいた方に喜んでいただけることをしたくて考えました。すべて飼い猫です。写っていない子含め18匹います。今家にいる18匹のうち、2匹が家の子、店にでていた子は16匹です」
ーー猫はみんな行儀良く並んでいますが、写真撮影で苦労した点はありますか?
「意外にみんな食べ始めたらその場所で食べてくれたので、お客さまの前でもしっかり披露してくれていました。お店をしていた頃、普段は円陣を組んでおやつを食べてました」
ーー投稿が反響を呼んでいます。
「今年は3年ぶりの五山送り火だったので、無事開催されてよかったという気持ちも込めて投稿しました。五山送り火に絡めた投稿ということで反響があったのだと思いますので、多くの人が送り火を楽しみにされていたんだなというのを改めて感じました」
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京都西陣の町家猫カフェ「キャットアパートメントコーヒー」は店主のがん治療のため、2020年に閉店しましたが、猫たちの写真集「京都西陣 町家に暮らす16匹の猫たち」が出版されています。京都の路地裏に佇む築100年の町家で共同生活を送るマンチカン、エキゾチックショートヘア、ロシアンブルー、ペルシャ、三毛などなど、さまざまな種類の猫たちの愛らしい姿を見ることができます。猫の大文字も今回投稿された写真とは別カットが掲載されています。気になる方はチェックしてみてください。
(まいどなニュース・伊藤 大介)