エビフライそっくりの公園の謎遊具 製造元が生息地図を作成中→やはり名古屋の情報が充実
全国の公園などに設置され、「エビフライにしか見えない」としばしば話題になる、愛くるしくも謎めいた遊具「ハニー」。メーカーのコトブキ(東京)が、「もっと遊んでほしい」と“生息地図”の作成に乗り出しました。発見したら、都道府県と設置場所(公園名など)を明記し、自分で撮影したハニーの写真(あれば)を添付した上で、ハッシュタグ「#エビフライ遊具」をつけてTwitterに投稿。確認できれば、コトブキがGoogleマップにどんどん追記していきます。
■本当はミツバチがモデルのエビフライ遊具
ハニーは子供がまたがって揺らすタイプの遊具で、実は2003年度のグッドデザイン賞を受賞しているというスグレモノ。今やコトブキさえも「エビフライ遊具」と呼ぶハニーは冒険好きなミツバチをイメージしてデザインされており、シリーズには青い「ビー」(カブトムシ)、ピンクの「ハッピー」(チョウチョ)、緑の「ホッパー」(バッタ)があります。
マップ作りに参加する方法はふたつ。
ひとつは、まだマップに登録されていないハニーを発見した場合で、最初に書いたように都道府県と設置場所、ハニーの写真をハッシュタグ「#エビフライ遊具」をつけてTwitterに投稿します。コトブキのTwitterアカウント(@kotobuki_tws)宛にDMを送っても構いません。
もうひとつは、すでにマップに載っていて、写真を追加したい場合。マップ上の場所名を明記し、自分で撮影したハニーの写真を添付して、こちらも「#エビフライ遊具」をつけて投稿すればOKです。
発見者は第一発見者のみ登録すること、「発見者:コトブキ」で写真がない場所のみ、最初に写真を提供したユーザー名で上書きすることになっている点にご留意ください。また、登録は原則としてGoogleマップ/ストリートビューで確認できる場所に限り、内容によっては場所や写真の登録ができないケースもあるそうです。
コトブキによると、ハニーは全国に5000台ほど生息しているとか。マップには8月19日現在、149カ所が登録されており、このうち24カ所は写真つきで情報が寄せられているそうです。
現時点では、エビフライの本場(?)である名古屋の情報が異常なほど充実していますが、皆さんのお近くにもまだまだ知られざるハニーはいるはず。担当者は「皆さまと一緒にマップをつくっていければ嬉しいです。ぜひご協力ください!」と呼び掛けています。
■まいどなニュースも参加してみました!
何を隠そう、筆者がよく使う図書館にもエビフライ遊具が設置されています。しかも、隣にはビーの姿も。せっかくなので、写真を撮ってTwitterに投稿してみました。コトブキさん、登録お願いします!
(まいどなニュース・黒川 裕生)