上司と部下の距離が近い職場が話題 仕事サボって猫課長と「面談」する社員多数、見守りカメラのスマホ通知で発覚
「見守りカメラを設置したら、弊社員が仕事サボって管理職(猫)の所へ遊びに行くたび人感センサーが働いてスマホ通知でチクられてくるのでニヤけています。」とツイートしたのは、青木防災㈱【公式】さん(@aokibosai)。そこには、カメラに気づいていないのか、猫と戯れる社員とスマホへの通知文が写っていました。
猫の名前はタマスケくん(7歳・オス)。青木防災で広報課長をしているので、社員の上司なんです。
画像を見た人からは、
「打合せ……!きっと打合せをしに行っていたのでは……!!」
「上司との距離がこんなにも近い職場、素晴らしいと思います」
「上長への相談や報告がサボりなんでしょうか?笑」
「上司に報告して、もう一回連絡して、さらにもう一回相談して…何度も行きたくなる会社。それが青木防災さん」
などのリプライが寄せられ、「いいね」は7.3万件にもなりました。
青木防災(株)【公式】さんに話を聞きました。
ーーなぜ会社にタマスケ広報課長がいるのでしょうか。
「旧・青木防災事務所のガレージで母猫が出産をし、母猫を含む他の子猫は解散したのですが、タマスケだけがそのままガレージで生活していました。野良猫として一冬を越えた後、捕獲され、弊社ビル3階へ移動。その後、去勢手術を終えて完全な飼い猫になりました。生後まもない子猫であったにもかかわらず、厳しい冬を乗り越えた生命力や、高い身体能力を活かして、消防・防災の活動についての啓蒙や実践に取り組んでいます!」
ーータマスケくんは3階にいるのですか。
「はい、3階の物置スペースにいることが多いです」
ーー広報課長に用事あると会いに行く人が多いのでしょうか。
「3階に用事があると、ついでに‥と思ってましたが用事が無くてもシンプルにタマスケ広報課長に会いに行っている社員が多数確認されました。(笑)」
ーーなぜカメラを設置されたのですか。
「タマスケの健康管理のためにcatlogという首輪とアプリを利用しています。「ごはんを食べました」というように、食事や給水および睡眠時間を記録するしてスマホに通知する機能があるのですが『ホントにこのタイミングでご飯食べてるの‥!?』と疑念を抱いたのでカメラで裏取りして、精度を確認してやろうと思い、カメラを設置しました」
ーータマスケくんはカメラに満足していますか。
「タマスケ広報課長は特にカメラに対して関心ありませんが、私は満足しています。(笑)」
ーー猫の場合、縦横無尽に動くので、カメラを倒されそうな気がしますが。
「猫パンチ等されたら倒れると思いますが、使われていないキャットタワーの上に置いてあるので今のところ大丈夫そうです」
(まいどなニュース特約・渡辺 陽)