信越線横川駅の名物「峠のかまめし」の土鍋でご飯が炊けます レポートがSNSで話題「今までで一番おいしいご飯炊けた」
信越線横川駅(群馬県安中市)の名物「峠のかまめし」(峠の釜めし本舗おぎのや)の容器の土鍋でご飯が炊けるというレポートがSNS上で大きな注目を集めている。報告した人に取材した。
「Q: 峠の釜めしの土鍋でご飯って本当に炊けるの?
A: 炊ける。めっちゃ炊ける。今までで一番美味しいご飯が炊けるし、なんなら想像以上に丈夫で何度も炊ける」
とその模様を紹介したのはあさぎさん(@_asagie)。
美味しい釜めしを情緒たっぷりに堪能できるだけでなく、持ち帰ってからも土鍋の炊飯が楽しめるとは…なんともSDGsな峠の釜めしの容器に対し、SNSユーザー達からは
「普通のお米がもち米?って錯覚するくらいふっくらもちもちに炊けて美味しいですよね(*´ω`*)」
「自分はキャンプでお米炊きました ちょうど一合分でソロキャンプにはもってこいです」
「昔、私の祖父が製陶所を営んでいたとき釜めし用萬古焼釜&蓋を製造出荷していました。ハネ品を自宅使用していましたが、皆さん仰るように間違いなく美味しくふっくらモチモチおこげつきで出来上がり最高ですよね 炊飯以外にも用途幅広く一人前料理に丁度良きサイズや思います」
「うちは保護猫たちの水飲みに使っています。どっしり倒れないので重宝しています リサイクルショップで見つけると買ってます。使い方無限ですね!!︎」
など数々の驚きの声が寄せられている。
■投稿者に聞いた
あさぎさんにお話をうかがってみた。
ーー峠のかまめしの土鍋は以前から愛用されていたのでしょうか?思い入れやお気に入りのポイントをお聞かせください。
あさぎ:この峠の釜めしの写真は、5年前に初めて土鍋で白米を炊いた時のものです。これで土鍋炊飯の楽しさを知り、本格的な土鍋を使うようになりました。峠の釜めしはわたしに土鍋炊飯の楽しさを教えてくれた先生のようなものです。
ーー容器の土鍋でご飯を炊こうと思われた経緯と、炊いたご飯を召し上がったご感想をお聞かせください。
あさぎ:2017年、友人と横川駅(群馬県安中市)の碓氷峠鉄道文化むらや峠の湯を訪れた際に、昼食として購入しました。その時、空き容器で白米を炊くことができると知り、自宅で挑戦しました。
蓋を開けた瞬間の興奮は今でも覚えています。炊き上がったご飯が銀色に輝いていて、今までで一番おいしく感じました。
ーーこれまでの反響についてご感想をお聞かせください。
あさぎ:アウトドア飯、炊き込みご飯、子供のお粥作りにと、みなさんが思い思いの形で使われていることに驚かされました。峠の釜めしは横川のヒーロー。形を変えながら、町を訪れる人々にいつまでも愛される存在であってほしいです。
◇ ◇
横川駅を訪れ、峠の釜めしを食べる楽しみが倍増しそうなお話だった。なおこの土鍋は十分乾いた状態で火に掛けないと割れやすいとのことなので、土鍋炊飯にチャレンジする方はくれぐれもご用心いただきたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)