わーい、イクラご飯だ→あれっ、醤油漬けの粒の間に動く糸くず→衝撃動画600万超再生
アニサキスがイクラにも潜んでいることがわかる動画が600万回以上再生されるなどSNS上で大きな注目を集めている。
「今までイクラは気にしてなかったんだけど、いるんだね...1回冷凍した方がいいですね」と件の動画を紹介したのはじゅんさん(@jun__1998)。
サケ科の魚にアニサキスが寄生していることはよく知られているが、まさか卵のイクラにまで潜んでいるとは。じゅんさんの投稿に対しSNSユーザー達からは
「アニサキスは-20℃で24時間以上冷凍しないと死滅しないので、家庭用冷蔵庫-18度では処理できません。気をつけて」
「寄生虫学講座で学んだことは、寄生虫から逃げられはしないから、よく噛んで食べろ!!でした。体内で生きられないくらい噛みまくれば勝ちだそうです。でも、正直それを考えるのも嫌ですよね(T_T)」
「イクラはさすがに入ってないっしょ~って思って沢山食べてたら…嘘でしょ…もう魚食べられなくなるって」
など数々の驚きの声が寄せられている。
じゅんさんにお話を聞いた。
ーー今回、撮影されたイクラはどちらかで購入されたものでしょうか?それとも自家製で作られたものでしょうか?
じゅん:釣ったカラフトマスを自分で捌いて作りました。
ーーアニサキスを発見した際のご感想をお聞かせください。
じゅん:どんな魚にもアニサキスはいると聞いていましたので、驚きはしませんでした。アニサキスは基本的に内臓に寄生しており、魚が死ぬと身に移動していくと認識しています。今回は釣ってから捌いて醤油漬けにするまで1日以上経っていたため、その間に筋子に移動したのではないかと考えています。
ーーこれまでの反響についてご感想をお聞かせください。
じゅん:これほど反響があるとは驚きでした。情報が正しく伝わっていれば良いなと思います。
◇ ◇
近年、アニサキスの被害は増加傾向にあるようだ。市販のイクラは冷凍処理でアニサキス対策することが多いのでまだ安心だが、自家製でイクラを作る方はくれぐれも用心していただきたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)