「東京に住めば…」都会に憧れ20代で上京→50代での姿に「胸が痛い」「切ない」と身につまされる人続出
イラストレーターで漫画家のトリバタケハルノブさんが自身のツイッターに投稿した実録4コマ漫画が注目を集めています。
■「胸が痛い」「俺も完全にコレ」読者からの声続々
10代のトリバタケさんが東京への憧れを語るシーンから始まります。「わー、東京には楽しそうなイベントいっぱいあるなー。東京に住んでれば行けるのになー」。
夢を抱いて上京。しかし20~30代での東京生活は「あー、楽しそうなイベントいっぱいあるなー。金があればいけるのになー」。心なしか漫画の中の顔もやつれています。
40代の現在、そして50代でのちょっとさみしい未来像で作品は締めくくられます。
作品を読んだユーザーからは「めちゃくちゃ分かる」「俺も完全にコレ」「本当にこうなりそうで怖い」「まさにこの通り」「貯金するか体力つけるか」「切ない」「胸が痛い」「イベントにも興味がなくなっていく」「4コマ目が刺さる」などといった感想が寄せられています。
■作者「想像していたより早く、4コマ目状態に…」
トリバタケさんに10~20代のころの思い出を聞くと「10代の頃はインディーズバンドブームで、都会のライブハウスに行ってみたいと思っていました。演劇や名画座で映画を見ることにも憧れていました。20代で上京し、ある程度その願いはかないましたが、定期的に通うのは難しかったです。そのあと落語や歌舞伎、ミュージカルにも興味が広がりましたが、お金が追いつかいない状態でした」。
現在も東京都内で生活を続けるトリバタケさん。今回の4コマ漫画を描いたのは42歳のとき。現在は47歳になり「想像していたよりも早く4コマ目の状態になっている」といいます。
今、一番の望みを尋ねると、次のような夢を教えてくれました。
「小学生の息子が反抗期に入る前に、家族で旅行に行きたいです」(トリバタケさん)
▽トリバタケハルノブさんTwitterアカウント @tori_haru
(まいどなニュース・金井 かおる)