早見優さん、愛車は3台続けてレンジローバー「全てが好きなんです!」 アイドル時代に反対押し切り免許取得

 歌手の早見優さんが自身のYouTubeチャンネル「早見優チャンネル」の中で愛車・レンジローバーを運転する姿を披露し、話題になっています。実は2003年以降、3台続けて乗り続けるほどのレンジローバー好き。免許取得は20歳のころで、当時の所属事務所社長の反対を押し切り教習所に通ったといいます。早見さんご本人に話を聞きました。

■社長の反対押し切り免許取得

 早見さんが生まれて初めて車を手に入れたのは、意外なことに免許取得前でした。

 「まだ免許を取る前の17歳か18歳の時、テレビのお正月番組の生放送でじゃんけんで勝ち取ったのが日産のシルビアでした。帰宅したら放送を見た母が『車が当たるなんてすごーい!』と手をたたいて大喜びしながら出迎えてくれたのを覚えています。でも私は免許を持ってなかったのでピンと来なくて。当選した車は母が乗っていたと思います」

 20歳のころ、車の運転がしたくて教習所に通い始めますが、当時の所属事務所社長からは難色を示されました。

 「当時、所属していたサンミュージックの社長さん(故相澤秀禎元会長)から『アイドルは車は運転しちゃいけない』と反対されました。『一生、運転手さんをつけるから運転しないで』とも。でも『社長、一生はつけられないと思いますよ。免許取ります』と押し切りました。連続ドラマの撮影の合間をぬって教習所へ通い、6カ月かけて取りました」

 初めて買った車は「すごく生意気なんですがメルセデス・ベンツの190Eです。安全だからという母からのすすめでした」。その後の車遍歴はベンツEクラス(1993年~)、パジェロ(2002年~)。実はパジェロもテレビ番組の賞品だったというから驚きます。

 「関口宏さんの番組でダーツを投げたら当たったんです。それからはどこに乗って行っても『これダーツで当てたやつだよね?』と言われて。そのたびに『そう、これラッキーカーなの!』って。行く先々で話題になりました」

 人生で2台も車がもらえるとは強運の持ち主です。

 「本当ですよね(笑)。でも、商店街でくじを引くといつもティッシュなんですよ。花粉症だからティッシュはありがたくて『いつも一番必要なティッシュが当たる!』と思っていたら、だいぶ後になって実はハズレだったと知りました。私、結構おっちょこちょいで。最近ではコインパーキングで隣の人の代金を払ってしまい『あっ、間違って隣の人の払っちゃった!』ということが2回くらいありました」

■レンジローバー…きっかけはダイアナ妃

 2003年以降は、レンジローバーひと筋。そこまで引きつけられる魅力は?

 「レンジローバーを知ったのはダイアナ妃が乗られていたのを見て『まあ素敵な車だな』と思ったのがきっかけです。背の高い車をさがしていたときに、子どもたちの学校のお迎えもしやすいかなと思い選びました。気に入っているところは、SUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)で、ちょっとシティ仕様で、パワーもあって。乗ってみたら本当に乗り心地がよくて、運転しやすくて。今で3台目です」

 動画の中では、愛車の車内の様子やお気に入りのポイント、見事なハンドルさばきも披露しています。

◆早見優 3歳から14歳までグアム、ハワイで育つ。14歳でスカウトされ、1982年「急いで!初恋」でデビュー。1983年「夏色のナンシー」リリース。1996年に結婚。二女の母親。2022年にデビュー40周年を迎え、10月12日には3枚組ベストアルバム「Affection~YU HAYAMI 40th Anniversary Collection~」をリリースする。公式インスタグラムも開設。

(まいどなニュース・金井 かおる)

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