「ぴとっ」飼い主の手の指の間にあごのせする犬さん、ドヤ顔も可愛い!「キュン死」「200点満点!すばらすぃー」

 部屋の端にいる犬さんが飼い主さんのもとに駆け寄り、広げた指と指の間に小さなお顔の下部をぴたり、とのせる動画に大きな反響がありました。上手にできて「さあ褒めて!」と言いたげな表情が大変可愛らしく癒やされます。やり方を教えた時のことを飼い主さんに聞きました。

 「てけてけてけてけ… ぴとっ」という文言とともにこの微笑ましい動画を投稿したのは「ぼく、ポメラニアンのぽんちゃん!」(@boku_ponchan)さん(以下、飼い主さん)のアカウント。犬さんのお名まえはぽんちゃんといい、ホワイトとクリームの2色が混じったふわふわの毛並みを持つポメラニアンで、2020年5月11日生まれの現在2歳になる男の子です。

 動画にはその愛らしい様子に「キュン死してまう。」という悶絶の声、「200点満点ぽんちゃん!すばらすぃー!!」などの賛辞の声が寄せられたほか、「どうやって教えたのか」を問う声も届いています。そこで飼い主さんに、ぽんちゃんが見事、話題になった芸を習得するまでの経緯を教えていただきました。

■なんと2日目には完璧に覚えてできるようになりました!

--とても上手に「あごのせ」していますね。

 これは…あごというより口のせですね(笑)。ぽんのお顔の前に指を出して、その指の前にオヤツを用意します。あちら(ぽんちゃん側)から見ると(ぽん)→(指)→(オヤツ)の順です。そうするとオヤツを食べようとする時に強制的に指の上にあごが乗るのでそのタイミングで「あご!」と声掛けをすると覚えました。

--できるようになるまではどのくらい練習したのですか?

 おやつをあげるタイミングで1日に5分程の練習を2、3回して、2日目にはもう完璧に出来るようになりました。これはすぐに覚えてくれたので苦労は全く無かったです。

--とても賢いのですね。動画を拝見すると、あご(口)をのせる前に、右前足で飼い主さまの手にちょん、とタッチしています。これは「来たよ」という愛情表現でしょうか?

 愛情表現だと嬉しいのですが、これは多分安定感の問題ではないかな?と思います。顔を前に出すので右足で支えているのだと思います。芸をしてくれた後は必ず褒めておやつをあげているのでそれを理解しているのか、目を輝かせて披露してくれます(笑)。

--駆け寄って芸を披露するぽんちゃんの姿が大きく拡散しましたね。

 どんどん増えていく「♡(いいね)」とコメントとリツイートにとにかく驚きました…。沢山の可愛い、癒されるとのコメントがどれも本当に嬉しかったのですが、ぽんのイラストを書いてくださった方がいてそれがとても嬉しく印象に残っています。

◇ ◇

 ふだんのぽんちゃんは「犬見知り、人見知りな子」だという飼い主さん。また、「家族が大好きで甘えん坊なのですが、その中でも小学生のお姉ちゃんへの態度が別格で、いつもお姉ちゃんにひっつき虫」なのだそう。「お散歩にお姉ちゃんが居ない時は何度も立ち止まって振り返り、お家の方をじっと見つめてお姉ちゃんが来るのを待っています…(笑)。そして帰りは足早にお家へと帰ります」(飼い主さん)とのこと。

 さらに「よく一緒にお出かけするのですが、やっぱり笑顔で楽しそうなお顔をしていると幸せを感じますね。ぽんは家族の一員で、かけがえのない存在です」と話す飼い主さん。アカウントのタイムラインにはまるで家族内の「末っ子」のように大事にされて、日々を過ごすぽんちゃんの姿が投稿されています。

(まいどなニュース特約・山本 明)

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