「抱きしめて寝たいのに…」全力で子猫に拒否される猫さん 「愛情の空振り」「私と息子を見てるようだ」
「子猫を抱きしめて寝たいのに全力で拒否される猫」
こんなつぶやきとともに、動画をツイッターに投稿した「仲良し保護猫 うに むぎ はち むー」さん(@uni_mugi_hachi)(以下、仲良し保護猫さん)。そこに映っていたのは、茶白猫が抱きしめようとするとイヤイヤする子猫! どうしてそんなに嫌がるの? 1万超のいいねがついた話題の動画について、投稿者に聞きました。
■“猫界の保育士”といわれるほど面倒見の良い茶白猫 「拒否されるなんて珍しい」
動画の子猫を抱きしめる茶白猫は、むぎくん。5歳の男の子です。子猫は、当時生後2、3カ月ほどのビビちゃん。9月中旬ごろに保護されて、投稿した仲良し保護猫さんのシェルターにお迎えした猫ちゃんだとか。そんなビビちゃんにイヤイヤされるむぎくんに「愛が強すぎる」「ぐるじい 我慢しなさい」「愛情の空振り」「私と息子を見てるようだ、、」と、じれったいという人たちが続出。また“猫界の保育士”といわれるほど面倒見の良いむぎくんが「子猫ちゃんに拒否されるなんて珍しい」との声も上がるなどさまざまなコメントが寄せられています。
シェルターにやって来る子猫たちに大人気のむぎくんですが…どうして拒否されちゃったのでしょうか? 投稿した仲良し保護猫さんに聞いてみました。
■茶白猫は子猫を抱っこして寝たかっただけなのに…どうして嫌がった?
--ビビちゃんは現在、生後4カ月ほどとのこと。動画撮影時は?
「2、3カ月くらいでした」
--このとき、どうしてむぎくんが抱きしめようとするととても嫌がったのでしょうか。
「ビビちゃんはもっと遊びたかったようです。でも、むぎくんは抱っこして寝たかった…。とても眠かったのでしょう。寝かしつけをしたかったけど…難しかったみたいです」
--“猫界の保育士”と呼ばれるむぎくん。寝かしつけもうまくいかなかったようですが、ふたりはどうなった?
「ビビちゃんは一人で遊びまわっていたかと思います。むぎくんはそのまま寝ていました(笑)」
--そんなビビちゃんですが、水路にいたところを保護されたとか。
「はい。水路で鳴き続けていた子猫を保護したと、Twitterのフォロワーさんから連絡がありました。2日ほど前から水路で鳴き声が聞こえて、探したら見つけて保護したそうです。かなりやせていました。当時は生後1カ月ほど。保護時は肌が赤くなっていて、ノミやダニがいましたね」
--ビビちゃんは、普段どんな猫ちゃん?
「ビビちゃんは歴代の保護猫の中でもかなりやんちゃな子だと思います。遊びたい年ごろで、爆発しているなという感じですね。既に離乳してからの保護でしたので、野生感にとても溢れた子です」
--シェルターにお迎えしたときの様子を教えてください。
「なかなかなつかなかったんです。ただお世話がうまいむぎくんのおかげで、なついてくれました! むぎくんに心を許しているのか、よくビビちゃんからちょっかいを出しています(笑)」
今回の動画では遊びたかったビビちゃんはむぎくんを拒否していましたが…普段はビビちゃんがむぎくんにちょっかいを出すなど仲良しさんだそうです。
(まいどなニュース特約・渡辺 晴子)