北海道から届いた荷物 開けると使用済の食パン袋がぎっしり 娘の言葉を忘れなかった母の愛にSNS感動
何の前触れもなく、北海道のお母さんから関東に住む子育て中のコロ助(@pikksuba)さんに送られてきたのは使用済の食パン袋でした。きれいにたたまれ、数は50枚以上。
戸惑いの中で思い出したのは「パンの袋は臭いが漏れないからオムツ捨てるのに便利だよね」といういつかの会話。大人になり、やがて子供を育てるようになっても、親にとっては我が子は、いつまでも子ども。北海道のお母さん、頑張って食べた食パンの袋、4万いいねですよ!
「大量に食パンの袋だけが送られて来て頭が追いつかない」とコロ助さんが公開したのは、本仕込と記された食パンの袋の画像。一枚一枚きれいにたたまれ、まるで使用前のようです。手紙やメモは同封されていなかったそうですが、お母さんの愛情がひしひしと伝わってきます。コロ助さんに聞きました。
■一人暮らしのお母さん、どうやって多くの袋を集めたのか?
ーお母さんとは離れて暮らしているのですか
「母は北海道、私は関東に住んでいるので普段はLINEやテレビ電話をしています。パン袋はツイートの前日に届きました。事前の知らせも手紙もなかったので余計に混乱しました」
ー相当な量です
「母は一人暮らしです。どうやってあれだけの袋を集めたのか、聞いてみたところ、職場に持って行くお昼ご飯をサンドイッチにしたり朝食をフレンチトーストにして食べていたそうです」
ー几帳面な方と想像しました
「几帳面というより凝り性で、一度始めると徹底するところがあります。過去には高圧洗浄機にどハマりしお隣の車庫のシャッターまできれいにしていたことがありました」
ーツイートが話題になったことはご存じなのでしょうか
「伝えておりません。知ったら喜んでより多くのパン袋を送ってきそうなので(笑)」
コロ助さんに喜んでもらおうと、毎日パンを食べ続けた北海道のお母さん。「母の愛は海より深し」に、SNSでは「どれだけがんばってパンを食べたのかと思うと…お母さんかわいいですね」「母の愛、、、。尊い」「お母さん、お子さんのためにと一枚ずつキレイに保管してくれたんだなぁ…」「お母様のお気持ちに泣ける…元気だった頃の母に会いたくなっちゃった」など心動かされるユーザーが相次いでいます。コロ助さんは「お母さーん!1万人以上の方があなたの愛の大きさにいいねをしてくれてるよー みなさーん!優しさをありがとう」とリプ欄でコメントしています。
(まいどなニュース・竹内 章)