「Type-Cにしてほしかったのはそっちじゃない」新発売iPhone14の仕様に不満の声多数
9月に発売され、大きな反響を巻き起こしているiPhone14。しかし今、SNS上ではそんなiPhone14の仕様に対する不満の声が渦巻いているようだ。
「iPhone 14に買い替えた全人類を代表して申し上げる。Type-Cにしてほしかったのはそっちじゃない。」と図解付きで投稿したのは週刊ダイヤモンド IT座談会メンバーのHenryさん(@HighWiz)。
そう、Henryさんが指摘するのはiPhone14の本体側端子は従来通りLightningなのに、アダプタ側端子がType-Cだったこと。2020年のiPhone12以来、純正アダプタはすべて別売。iPhone14を購入したものの対応したアダプタを持たないHenryさんはたいへん難儀をしたということだ。
Henryさんの投稿に対し、SNSユーザー達からは
「A→Cに変換はできるけどC→Aはできない(規格違反)だから元々AだったところをCに変える意味が分からない」
「意地でもLightningをかまさないと気が済まないとか本当に頭どうにかしてる androidにシェア負けるのも納得」
など数々の共感の声が寄せられている。
Henryさんにお話をうかがってみた。
ーー今回のiPhoneの仕様を知った際のご感想をあらためてお聞かせください。
Henry:iPhone14を充電しようと思って箱からケーブルを取り出したときに、「…?挿すところないじゃん」って絶望しましたね。
ーーこれまでのコメントや反響へのご感想をお聞かせください。
Henry:高速充電に対応するためにはType-Cが必要なのだという声が多々ありました。それは理解するんですが、一方で現状はあらゆるところにある接続端子はType-Aのままですよね。家庭内のみならず、新幹線や飛行機も。インフラが整っていない以上、せめて純正アダプタは同梱してほしかったですね。
◇ ◇
iPhone14を購入し同じような不便な思いをされた方はいないだろうか?欧州連合(EU)では2024年秋までに加盟国で販売されるの全てのスマートフォンやタブレット等の充電ポートにType-Cを設置することが義務付けられるということ。無用の混乱を防ぐためにも、日本でも早期にType-Cへの規格統一が進んでほしいものだ。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)