「にゃんにゃんじゃなーい!」散歩中、猫に間違われギャン吠えした犬が話題 人間の言葉が分かる?
「お散歩中、ポスティングをしているご婦人に『にゃんにゃーん!かわいいにゃんにゃーん!』と声をかけられ、ギャン吠えしたペキニーズ。『にゃんにゃんじゃなーい!(怒)』とツイートしたのはスイカ(飼い主)さん(@himesama_peki)。そこには、カートに乗った可愛いペキニーズが映っていました。
この投稿を見た方からは、
「もしかしたら普段からそのご婦人はにゃん語なのかも?」
「姫おこ!わん!だよね!」
「ただの『にゃんにゃん』じゃなくて、『可愛いにゃんにゃん』だから許してあげて~」
というリプライが寄せられ、可愛いことには変わりがないという結論にいたりました。
ペキニーズの名前は姫さま。3歳の女の子です。飼い主さんにお話を聞きました。
ーーカートに乗ってお散歩中だったのですか。
「姫さまは先天的に股関節があまり良くないので、カートに乗せたり、歩かせたりして散歩しています」
ーー「にゃんにゃん」と言われた時は?
「カートから下ろして歩かせていました」
ーーでは、一目で犬と分かったわけですね。
「その時は地面に下ろしていましたが、女性をじーっと見つめる姫さまと目を合わせて『にゃんにゃん』とおっしゃっていました。なので、リプにもあるように、普段から『にゃん語』の女性だったのかもしれません」
ーー姫さま、「ニャンじゃない!」って全力否定したのでしょうか。
「どうでしょうか。(笑)『猫じゃなーい!』と怒っていたようで、不機嫌でした」
ーー「ワンワンワ~ン」という訂正はなかったのですね。
「はい。訂正はありませんでした。吠えられても、『あはは~』と笑っておられました。私は、『吠えてしまってすみません』と言ったのですっが、女性は『いいの、いいのよ~』と」
ーー姫さまは滅多に女性には吠えないのですか。
「男性に『可愛い』とほめてもらうのが好きなので、男性を見かけると声をかけるように『ワン!』と吠えることはあります。しかし男性にも、ギャン吠えは滅多にしません。ただ、以前に散歩中に『足が短いね』と笑った男性にはギャン吠えしたので、男女問わず『自分の嫌なことを言われた』というのは分かるのかもしれません」
ーー女性と別れてから姫さまのご機嫌は戻りましたか。
「はい。『吠えちゃダメだよ』と抱っこしてなだめたら、ご機嫌はすぐに戻りました」
(まいどなニュース特約・渡辺 陽)