証明写真機の自撮りにがっかり…そんな“お悩み”を解決する「写真加工アプリ」が話題
手軽に証明写真を撮影できる写真加工アプリがSNS上で大きな注目を集めている。
きっかけになったのは漫画家のミツコさん(@sheepmandonuts)が投稿した「パスポートの更新にこないだ撮った顔パンパンの証明写真をどうしても使いたくなくてフォロワーさんに教えてもらったアプリで30回くらい撮り直してコンビニで写真印刷して普通に受理された 30円で済んでしまった…すご…」という体験談。
件の写真加工アプリというのは「証明写真加工アプリ Pashatto ‐パシャット‐」。
自撮りで簡単に撮影でき、美肌仕上げや好きな背景を選ぶことができる優れものなので、これならわざわざお金を払ってイマイチな写りの証明写真ボックスに足を運ぶ必要がない。
ミツコさんの投稿に対し、SNSユーザー達から
「うわーーーそれ私も知りたかった…私マイナンバーカードもパスポートも変な写真で更新しちゃった…10年後にトライします」
「次の免許更新の時は絶対にこの方法で行くぞ!」
「これは良いな、後でアプリダウンロードしてこよう。マイナンバーカードのもいけたってリプ欄でみた。やはり綺麗な写真で証明書は発行したいからね」
「コンビニの写真印刷でどうしても画質悪くなるから、気になってカメラのキタムラで印刷してもらったらバチバチに綺麗な写真出てきたのでもう50円出して写真屋で印刷してもらった方がいい」
など数々の驚きの声が寄せられている。
■投稿者に聞いた
ミツコさんにお話をうかがってみた。
ーーこれまでの証明写真機に抱いていた不満についてお聞かせください。
ミツコ:機械だと数回しか撮り直しができないので、これまで学生証や身分証に使う写真が納得のいく表情や仕上がりになった経験がほとんどありませんでした。「でもまぁこれが人の目に映る現実の自分ってことだよな…」と自分に言い聞かせるように諦めていました。
今回も同様に、最初は駅前の機械で撮ったのですが寝起きのむくみも相まってあまりに残念な仕上がり。「この写真をこの先長いこと使うなんて嫌だ…どうにかならないものか…」とSNSで嘆いたのがこのアプリを教えてもらうきっかけでした。
ーーアプリの使い勝手はいかがだったでしょうか?
ミツコ:撮影から印刷までとてもわかりやすく、何のストレスもなく使えました。何回でも撮り直せるので、日中の明るい部屋で30回ほど撮り直してやっと「お、ちょっといい感じ?」と思える納得の写真が撮れました。(笑)
上だけ着替えて、下はパジャマで撮影しましたし、生活感満載の背景が映っていても自動でトリミングされて背景画像を選べるので便利でした。
証明写真なので顔の加工はNGですが、写真の明るさを変えたり自分が納得いくまで撮れるのもよかったです。コンビニのコピープリント代しかかからないのもありがたい点でした。
■内心、ドキドキしながらアプリ撮影写真を提出
ーー写真を受理した際の窓口の反応などお聞かせください。
ミツコ:一応これはダメと言われた時のために普通の機械で撮った証明写真も持っていって、ドキドキしながらアプリで撮影、印刷したものをそのまま職員の方に提出したのですが、まったく何も言われることなく受理されました。
ーーこれまでのコメントや反響へのご感想をお聞かせください。
ミツコ:身分証は大体長い間使うものなので、自分の納得のいく顔写真で気軽に撮影から印刷までできるようになったのが本当に嬉しいです。
コメントの中に「このアプリでマイナンバーカードの申請をしたよ」と言っている方も多くいて、ちょうどわたしも今月申請しようと思っていたタイミングだったので、これからも活用させてもらおうと思います。
◇ ◇
何年も使用することが多い証明写真。どうせなら自分がお気に入りの写真で気分よくいきたいものだ。「証明写真加工アプリ Pashatto ‐パシャット‐」はiPhone、Androiともに配信されているので、ご興味ある方はぜひダウンロードしていただきたい。
なお今回の話題を提供してくれたミツコさんは現在、数々の漫画作品をSNS上で公開して話題沸騰中。Kindleでは2019年にフランスの世界遺産モンサンミッシェルとパリを訪れた思い出を綴った「フランス旅レポ」を配信しているので、ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)