「仏壇のお供えの水が無くなる怪！犯人発見！！逮捕です！『天国のお爺ちゃんと乾杯してるニャ』」とツイートしたのは、みちみちさん（@michimichiAKIRA）。

一緒に投稿された画像には、お仏壇の前の経机の上に乗って、何やらいたずらをしている猫の後ろ姿が写っていました。

猫の名前はまろくん。13歳の男の子です。写真まで撮られているのに全く気づいていないのか悪気がないのか、犯行を続けるまろくんに、

「天国のお爺ちゃん、絶対喜んでいると思う～」

「かわいい犯人にゃ。実家で飼っていた猫も仏壇の周り好きでした！」

「うちの昔の猫様は、そこで毎朝乾杯するのが日課だったので、仏壇の水を欠かさないようにしていました」

「でもお行儀良くない！？うちは全てひっくり返し位牌も倒しでした」

といったツイートが寄せられて大にぎわいになりました。仏壇好きの猫って意外と多いのでしょうか。

「プロの仕業です」投稿者に聞いた

ーーなぜ気づいたのですか。

「毎朝、仏壇のご飯と水をお供えするのですが、時々お供えの水（おちょこ1杯分）が空っぽになっていたのです」

ーー他には被害はなかったのですか。

「他に位牌が倒れたとか灰がこぼれたとかいう被害はありませんでした。まさにプロの仕業です！」

ーーでも、目撃したわけではなかったのですね。

「夫婦2人暮らしで共働きなので、なかなか犯行現場を目撃することはできませんでした」

過去にお供えの饅頭をかじられたことも

ーーお供えの食べ物は大丈夫でしたか。

「1回だけ、お供えのお饅頭をかじった跡がありました(笑)」

ーーお水を飲むといってもお仏壇の容器にはそれほど入っていないのでは。

「おちょこより小さい入れ物なので、水の量はそれほどありません。まろのお水はお椀１杯分くらいの量をいつも用意していて朝夕、入れ替えています。私が仕事から帰って洗面台でうがいをしようとすると、先にチョロチョロの水を出してと要求してきます」

ーーでも、遂に見つかってしまったのですね。

「仏壇に線香をあげようとしたら、画像のように器用な体制で飲んでいるのを目撃しました！早速携帯で証拠写真を撮りました（笑）」

ーーまろくん、おじいちゃんのことが好きだったのですか。

「生前、お爺ちゃん（父）とは別に暮らしていたのですが。父は大の猫好きで、時々、うちに来ては可愛がってくれました。多分、私たちより、まろが目当てだったと思います」

ーーこの後、まろ容疑者はどうなったのでしょうか。

「仏壇のお供えの水を飲んだ後、仏壇侵入罪で逮捕！こちょこちょの刑にしました（笑）」

（まいどなニュース特約・渡辺 陽）