Welcome to the world!バイデン大統領から粋な出産祝い→お母さん感激「アメリカっぽくていいな」
Twitterのタイムラインを眺めていると興味深い投稿を見かけた。
それはアメリカ・カリフォルニア在住のまいこさん(@M30894072M)による「バイデン大統領から出産のお祝いLetterが届いた~!大事にしていつか息子に渡そう」というもの。
「Welcome to the world!」という熱いメッセージから始まるバイデン大統領からのお祝いの手紙。出産という人生の大変な一大イベントを経てこんな手紙が届いたら、まいこさんならずとも感動してしまう母親は多いのではないだろうか。
■「アメリカっぽくていいな~」
この手紙についてまいこさんにお話をうかがってみた。
ーーアメリカでは新生児のお祝いに大統領からお祝いの手紙が届くのでしょうか?
まいこ:自動的には届きませんが、依頼することでもらえます。ホワイトハウス宛てに名前、住所、子供の出生日と手紙が欲しい旨を記載して手紙を送るか、インターネット上で依頼するという方法で、100%もらえる保証があるものではないようなのですが、出産以外のお祝い事でも依頼することができます。
ーーこの手紙を手に取った際のご感想をお聞かせください。
まいこ:まさかこんなサービスがあると思わなかったので驚きました。またアメリカっぽくていいな~と思います。アメリカでの出産は日本と違うことが沢山あり、とてもいい経験になりました。初めは英語もできず不安が大きかったけど、外国人に対するサポートも充実していたため安心して出産できました。この手紙も大事に取っておいて将来息子に渡せるのが楽しみです。こんな素敵なものがもらえる息子が我が子ながらちょっと羨ましいです(笑)。
ーー反響へのご感想をお聞かせください。
まいこ:Twitterでは沢山お祝いの言葉を頂けてとても嬉しかったです。私のツイートでこういうサービスがあると知って活用する方が増えたらいいなと思います。
◇ ◇
日本でも100歳を迎える高齢者には内閣総理大臣からのお祝い状と記念品が贈呈される。新生児を祝うアメリカと高齢者を祝う日本。どちらも素晴らしいことに違いはないのだが、この感覚の違いが低下傾向にあるとはいえまだ合計特殊出生率1.7をキープするアメリカと、1.3(令和3年)で未曾有の高齢化に突き進む日本との命運を分けてはいまいか。そんなことを考えさせられる大統領からの手紙だった。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)