「目の病気でしょうか」「やる気がないです」 いつも半目の愛猫を病院に連れて行くと、意外な診断にネット爆笑
「目は口ほどにものを言う」と言いますが、生き生きしていたり、動揺していたり、すべての感情が現れ、なかなか隠しにくいものです。なかには眼瞼下垂症(がんけんかすいしょう)と言って、上瞼の縁に瞼を上げる筋肉の力が伝わりにくくなり、上瞼が下がってしまう病気もあります。なかむら@衣装作るよ期間さん(@NaGi_12_NK)の妹さんが飼っている愛猫にこの眼瞼下垂症にも似た症状がありました。心配になった妹さんは猫を動物病院に連れて行きましたが、ドクターからは意外な言葉が返ってきました。
「ドクターに言われた衝撃的な言葉」とハッシュタグをつけた投稿によると、
妹『いつも目が開ききらなくて、目の病気でしょうか』
先生『どこも悪くないですね、開ける気がないだけです」
妹『開ける気がないだけ』
先生『やる気がないです』
妹『やる気がない』
と、単なる取り越し苦労だと分かりました。
猫の名前はイワンコフちゃん。1歳の女の子です。飼い主である妹さんにお話を聞きました。
ーーイワンコフちゃんは保護猫ですか。
「はい。元保護猫です。夫が猫派で、仕事の疲れを癒すのに猫を飼いたいという話になり、ペットショップで買うのではなく、保護猫を引き取ろうということになりました。保護施設を探して、先にボンクレーという猫を迎えたのですが、ボンクレーが1匹でお留守番する時間があるためかわいそうになり、一緒に暮らす猫を探しに同じ施設を訪れたところ、イワンコフに一目惚れしてお迎えしました」
ーー子猫の時からこんな目をしていたのですか。
「子猫の頃から目つきは若干鋭めではありました。でも今よりは明らかに目がクリっとしています……」
ーー施設にいた頃も獣医師さんに目を診てもらったのですか。
「子猫の頃は目ヤニが出やすかったこともあり、それも兼ねて施設にいた頃からボランティアさんが獣医さんに診てもらっていたそうです」
ーーお迎えしてから、瞼が上がらないのが心配になったのですか。
「そうです。里親として迎えてしばらく経っても目が開ききらず、眼病が心配になりました。先住猫が寄生虫駆除の薬を貰うのに通っていた動物病院に連れて行って、セカンドオピニオンとして獣医さんに診ていただきました」
ーー単にやる気がないと知って安心しましたか。
「瞼に腫瘍や眼病があるのかと思ってとても心配していただけに、やる気がないだけと言われて安心しました」
ーーイワンコフちゃんはどんな性格の子ですか。
「普段ははしゃぎ回るような活発な子ではなく、おっとりした性格で、基本的にキャットタワーの上から静かに人間を見下ろしています(笑)」
ーーまさにやる気がない感じですね。
「活発で遊び好きなボンクレーとは対照的な性格で、ボンクレーはお気に入りの猫じゃらしが壊れるまで遊んでいるのですが、それを静かに眺めていることが多いです」
ーー正反対の2匹ですが、仲は良いのでしょうか。
「イワンコフが初めて家に来た時は、さすがにボンクレーも警戒心MAXだったのですが、気がついたらしょっちゅうくっついて、一緒にお昼寝するくらいに仲良しになっていました!」
リプ欄には、
「うちのこがずっとジト目だったのなんでだろうと思ってたんですけど、謎が解けましたwww」
「開ける気が無い、やる気のないアメリカンカールちゃんがべらぼーに可愛すぎる」
「うちの子です。既視感!!!!」
というリプライが寄せられ、「いいね」は18.1万件にもなりました。
(まいどなニュース特約・渡辺 陽)