「焼肉行きたい」「行こう」「いや友達と…」親離れがチラリ 中学生の娘の成長を喜ぶ気持ちと寂しさが交錯
「中学生娘が『テスト終わったから焼肉食べに行きたいー!』って言うので、すっかりその気になって『いいね、行こう行こう!』って答えたら『アッ、ごめん‥友達と‥行きたいの‥』と申し訳なさそうに言われたので、悲しみを堪えて焼肉代を娘に渡して、息子と6歳娘と寿司食べてきた私、いいママだよね?」。やまさんさん(@ikujidays)の投稿がTwitter上で話題となりました。
「子どもはいくつになっても子ども」と言いますが、成長を願う一方で、甘えてほしい、心配で子離れできないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、まだ子どもと思っていたらいつの間にか親ばなれを始めているのかも知れません。ふとしたやり取りの中で、実感することもあります。
投稿主のやまさんにお話を聞きました。
ーーお子さんは何年生ですか。
「中学3年生です」
ーーテストが終わったら家族で食事に行かれていたのですか。
「今までテストが終わったからご飯を食べに行くという習慣はなありませんでした。でも、今回は中学校生活最後の定期テストだったので、友達同士『お疲れ様ー!』という気持ちで行ったみたいです」
ーー断られてガッカリしましたか。
「がっかりというよりは、寂しい気持ちが大きかったです!」
ーーお家でご飯を食べようとは思いませんでしたか。
「完全に外食モードになっていたので、作る気ゼロでした」
ーーお嬢さん抜きで、お寿司に行ったのですね。
「高校生の息子と6歳の娘に『お父さんは飲み会、お姉ちゃんは焼肉だから私たちも美味しいもの食べに行こう!何がいい?』と聞いたら、兄妹の希望がお寿司でした。美味しかったし、楽しかったですよ」
ーーいつの間にか成長されていたのですね。
「今までは家族で行動するのが当たり前でしたが、買い物も映画もすっかり友達と行くようになり、ついに焼肉屋まで‥‥と。我が子の成長に大人になったなぁと思う反面、寂しい気持ちでいっぱいでした。親離れしていく我が子を見て、私も子離れしないと!と思いました」
このツイートを見た人たちからは、ちょっとやまさんさんとは違う反応もありました。
「うちは小学生から親無しファミレス、焼肉有の小学校の子たちと中学の時一緒になりまして。考え方の違いに『??????』となりました。親の考え方なのでウチはアウトだったのでちゃんと説明して高校生からにしました」
「最近の子は中学から友達と焼き肉行くのか…ちょっと田舎出身者としては現代っ子についていけてない。娘ちゃん、テストお疲れ様!やまさん、素敵ママだわ~」
「現代っ子というより中学で友達と焼肉くらい今も昔も普通ですよー、体育会系の部活は特に当たり前です。今と昔ではなくて近くに安価な焼肉があるかどうかとか、田舎か都会の違いだと思います」
「中学生で友達と焼肉!?え、え?待って、今の子たちってそんななの!?」
中学生が子どもたちだけで外食や映画や買い物に出かける。これには賛否両論あるでしょう。ご自身のお子さんだったらどうしますか。
(まいどなニュース特約・渡辺 陽)